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んっ、にへへーなの♪

年末に投稿しそびれました。

あけましておめでとうございます。

今年で終わりそうもありません。まだまだよろしくお願いします。


「ま~すたぁ~。」


「ん~?」


「にへ~♪」


「んふふ~♪」


トロトロに甘えてくるコズエちゃん可愛い。めっちゃ可愛い。

こっちの思考もトロける。


「ぎゅー!」


「にゅー!」


『お前ら、何してんだ?』


私のお膝でゴロリンするコズエちゃんを愛でてたら、横からおっさん声が割り込んでくる。

――邪魔するな、うるさい。

チラッと見れば、すぐそこに小さめの分身アサガオが生えていた。

せっかくアサガオとは反対のエリア端でイチャイチャしてたのになー。

……ぷんっ!


「ますたぁ~♪」


「みゅー♪」


『無視か?無視なのか?』


むぅー。だからうるさい。


「ふしゃー!!」


『セツ、そりゃ何だ?威嚇か?』


「みぃーっ!!」


「……ん、ますたを苛める奴は消えろなの。」


みょん!

コズエちゃんがディスった!ギャップ萌え。可愛い。

これが天使か。ふふふ~。


「コズエちゃん可愛いぃ~。」


「ますた好き~♪ニヘヘ~♪」


『なんだ、コイツら。ラリってんのか?』


ヤレヤレと言いたげに、アサガオのツルが揺れ動く。



「……ん。ますた、行こぉ~?」


「みゅ?どこに?」


「……ストーカーの居ない場所。……雲の上。」


立ち上がったコズエちゃんは、私に手を差し出す。

見上げれば、トロンとした灰色の瞳が優しく微笑んだ。



『おい、ストーカーって俺の事か?』


「……ますた。」


「んっ♪」


『は?無視か?無視なのか?…………え?マジで?』


コズエちゃんに手を引かれるまま、私達は通路を進む。

着いた先。扉を開けると、そこは一面真っ白雲々。

部屋中が白いフワフワで敷き詰められている。

本当に雲の上に居るみたいな……。


そしてフワフワの下、眼下に広がる綺麗な景色。

現実には有り得ない色をしたカラフルな木々が集まり、虹色の森を成している。


「……まい、えりあ。」


「すごい……。」


「……んっ♪」


嬉しそうにニコッと笑ったコズエちゃんは、私の手を引いて部屋の真ん中へ向かう。


「……んっ。」


おもむろに正座をしたコズエちゃんは、ポンポンと自分の太ももを叩き、何かを示す。


「……う?」


「……膝枕。」


「…………にゃん。」


取り敢えずコズエちゃんの近くに座ってみたものの、思わず照れて寝転がる事を躊躇う。

するとコズエちゃんに手を引かれたかと思えば上手く転がされ、気付けば膝枕をされていた。


「……うふふー。」


「みゅー。」


恥ずい。恥ずいのです。あぅ。



「……ますた。」


「……みゅー?」


「……私、この髪色、とっても好きなの。」


コズエちゃんは優しい手つきで私の頭を撫でる。


「……この色をバカにする奴は、絶対に許さない……なの。」


コズエちゃんはそう言い、しばらくの間幸せそうに私の頭を撫で続けていた。

みゅー。(照)



----------



コンコン、というノックの音で覚醒する。

なんか、ウトウトしてたっぽい。


「失礼致します。」


凛とした声に、意識がシャッキリとする。

……脳ミソはまだ、眠たみだけどー。ふにゃふにゃ。


「……ん。イズミ。」


「みゅー?イズミちゃんだぁー。どしたのー?」


「こちら、ご注文の特大プリンです。……1つで宜しいのですか?」


「……んっ。」


ぽにょー?プリンー?

見れば確かに、イズミちゃんの手元には通常よりは大きめのプリンがポヨヨンしてる。

んー。大きさは、小さめのボウルくらいかなー?

おっきいプリンー。すごーい。



「……ますた、あーん。」


イズミちゃんから大きいプリンを受け取ったコズエちゃん。

そのプリンを遠慮なくスプーンで掬い取り、体を起こした私にそのスプーンを差し出した。


「み、みぃー?」


「……あーん。」


みゅー。

覚悟を決めて、はむっ、と。

うん。甘い。とっても美味しい。

でもでもね?

じ、自分で食べれるよぅ。あぅ。



「……や。ますたはストーカーに付き纏われて、疲れてるなの。……だから今日は、ますたをニヘヘ~♪にするなの!」


にゃ?

別に、付き纏われてなんか無いよ?

それに私は人形だから、疲れたりしないよ?


「ふむ。では私は足のマッサージを致しましょう。」


「……ますた、あーん。」


照れながらもコズエちゃんから差し出されるプリンをパクつく私。

イズミちゃんのマッサージも、わりと気持ち良い。

照れが限界突破して、思考回路がポワポワしてくる。



そして理性を溶かしながら、ふと思ったんだ。

付き纏われている状態なのかもしれないな?って。あの、アサガオに。

だって、いつも居る。

おーちの外に出れば、必ずと言って良いくらい話しかけられている気がする。

この前は、プライベートスペースにまで侵入されたもん。


むぅ。

…………。

むー。







……むにゃ?


いつの間にか寝ていたらしい。

気が付けば、誰もいなかった。

コズエちゃんも、イズミちゃんも居ない。

モクモクの雲の上、ぽつーん、と。



私はソッと、【テレポート】でおーちに帰った。

――だってなんか、恥ずかしい……ぅぅ。

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