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私、勇者召喚されたみたいだけど、異世界に来たからって何かが変わるワケじゃない。  作者: たんぽぽ
第二章 ねぇ、一人でいる方が幸せだと思うけど。
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ねぇ、なんか凄いよ。


たっだいまーぁ!

ピカピカさん、いっぱい出たよぉ♪


昼間は1個しか出なかったピカピカさん。

それがこの短時間で3つも出たっ!


引きの悪い私が珍しい。やったね!

微々たる量か存在しない幸運をカラカラになるまで使い切った感ある。っていうか借金すらしてたりして?それはやだなー(笑)


……まぁ、そういう感じで。

地下行って、3つのピカピカさんも飾ってこよーっと。




----------



「マスターぁ!マスターぁが帰って来たですぅ♪」


私の姿を見た瞬間。嬉しそうにトテトテと駆け寄ってくるモモちゃん。……新しい服出来たんだ。可愛い。


「見てください、見てくださいっ!!フリフリさんです。フリフリ、たくさんですよっ!!」


確かに。

白色を基調に、差し色は赤。

何段にも重なったフリルはボリュームたっぷり。

白フリルのカチューシャもしてる。

なんか、お人形さんのドレスみたい。……あ、『お人形さん』のドレスだった。うん。


モモちゃん、金持ち男爵の一人娘のお嬢様。もしくは、妹姫様!って感じになったなー。



「お帰りなさいませ、マスター。」


水色委員長さんが優雅に一礼する。

……あ、はい。委員長さんお疲れ様です。



「イズミちゃん、凄いのですよ。こう、ふぁさ~ってして、ジャ~ってして、チクチクチク、ダーってしていて凄かったのです。」


うん。よく分かんないけど、クルクル回るモモちゃん可愛い。

……イズミちゃんって、水色委員長さんかな。



「マスター。他の子達の衣装も作って宜しいでしょうか?」


「……!!(コクコク)」


ぜひぜひ!作れるなら作っちゃってくださいっ!!



「ならばご相談なのですが、大きめの紙と筆記具はありますか?加えて、定規とメジャーと普通のハサミが欲しいのですが……。」



…………?


メジャー。……型紙っ!?

うわっ。縫う道具は揃えたのに、型紙作る道具の方は考えてすら無かった。

……ごめんなさい。即、【クリエイト】させていただきます。

あんな凄いドレスを型紙無しで作るなんて大変だったろうに……。ご迷惑お掛けしましたぁ。


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