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Real Role Playing  作者: Unknown
第2章:ゲームの世界
5/13

チュートリアル

(......ここは......どこ......だ?)


海斗は周りを見渡した。そこは見渡す限り草原だった。


(これが......ゲームの世界!)


「すっげー!!」


海斗は思わず声を上げた。

海斗の周りには既に数十人ほどの人がいた。さらに人間の体よりやや大きい光がいくつも出現し、そこから人が出てきた。やがて海斗の周りは人だらけになった。


しばらくすると、人が出てこなくなった。そして上空から大きな光の玉が出現した。

草原にいる人達が一斉に光の玉に注目した。


すると、光の玉が大きな音と共に弾けた。光の粒がスコールの如く下にいる人達に降りかかった。


そして光の玉から白い羽の生えた青年が姿を現した。


「やあ、5000人のプレイヤーのみんな! こんにちは!」


その青年はまるで幼児向け番組のおにいさんの如く言った。


「僕の名前はS7(エスセブン)。このゲームの運営の1人だよ。よろしくね! 早速だけど、10分あげるから2人組を作ってくれるかな?」


そしてプレイヤー達は2人組を作り始めた。

海斗も良さそうな相手を見つける為に周りを見回しながら歩いた。


「おーい、海斗!」


海斗の後方から声が聞こえた。海斗は後ろを向いた。人混みの中に見慣れた顔が1つあった。


「和也!」


海斗は人混みをかき分け和也の元へ向かった。


「一緒に組もうぜ」


「ああ、もちろん」


そして10分が経過した。


プレイヤー達は皆、無事2人組を作る事ができたようだ。


「みんな2人組ができたみたいだね。それじゃああそこに並んで!」


S7はプレイヤー達から少し離れた何も無い草原を指差した。すると指差した場所に謎の装置が出現した。


その装置は人がすっぽり入るくらいの円柱が2つとその2つの円柱を繋ぐように横長の直方体で構成されている。

円柱の部分には扉があり、左側の扉には大きく「L」と、右側の扉には大きく「R」と書かれていた。

直方体の部分にはモニターとボタンがある。

S7は機械のモニターのところに降りてきた。


「2人組で左と右にそれぞれ分かれてね」


プレイヤーが一斉に並んだ。海斗は右、和也は左を選んだ。2人は運良くかなり前のほうに並ぶことができた。


「にしても......このゲーム、現実の体を忠実に再現してるな」


「どういう事、 和也?」


「これを見てみろ」


和也はズボンの裾をめくり上げた。そこには傷痕があった。


「それって、和也が交通事故に合った時の?」


「ああ、そうだ。まさかこんなものまで再現されてるとはな。ハハッ。」


「......にしても、体をどうやって再現したんだ?」


「さあな。今の俺達にはそれを知るすべはないからな」


「はい、次はそこの君たちだよ! 2人それぞれ左右の装置に入ってね!」


海斗と和也は装置の中に入った。


中には小さなモニターが1つあった。まもなく、モニターに文字が表示された。


「武器ヲ選ンデ下サイ」


武器はいくつか種類があり、

長剣、短剣(ナイフ)、大剣、弓、斧、槍、(ハンマー)長杖(スタッフ)短杖(ワンド)、鞭、ナックルの11種類があった。


モニターの右下の方には


「※ゲーム中ニハコレラ以外ノ種類ノ武器モ存在シマス」


という注意書きが書かれていた。


「やっぱRPGといえば剣だな! 長剣ってのが俺の思ってる物に近いかな」


そして海斗は長剣を選択した。


「登録完了デス。コノ腕輪ヲオ受ケ取リ下サイ」


そうモニターに表示されると、モニターの下から細い金属製の腕輪が出てきた。


腕輪にはボタンが1個ついている以外は特に変わった箇所はなかった。


海斗は腕輪を左腕に装着した。そしてその数秒後......








壁が崩壊した。


「な......なんだ!」


装置は完全に消滅した。そして目の前に外の空間が現れた。しかしそこはさっきまでの草原ではなかった。


「何処だ......ここ?」


海斗の目の前には看板があった。


"Welcome to Cross Road"


目の前に現れたのは街だった。










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