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赤名の狩猟者  作者: ライ
1章「ベータテスト」
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襲撃(リアル)

翌日になり私はいつもより遅い時間に目を覚ました。

昨日はVR機器に座ったまま寝てしまったのか椅子に座ったままで毛布が掛けられていた。


「あれ、お母さんが掛けてくれたのかな」


 そう思いながら1階に降りていく。今日は日曜日ということもあってお母さんは茶の間でテレビを見ていた。私に気づいたのか顔を私のほうに向けて声をかけてくる。


「奈々、おはよう。朝はなんか適当に食べな」

「はーい」

「それと椅子に座って寝たら風邪ひくわよ」

「ごめんなさい」


 私はお母さんに謝り、適当に冷蔵庫の中を漁る。その結果食パンと卵を取り出した。食パンをトースターに入れて焼きその間に目玉焼きを作っていく。ベーコンがなかったのでベーコンエッグにできなかったけど大丈夫だ。そして焼きあがったトーストに目玉焼きを載せて食べていく。一通り食べ終わったところで茶の間に行き少し食休みすることにした。


「お母さん、ずっと座ってたら太るよね」

「そうね、太るでしょうね。今までも似たようなもんだったと思うけど」

「そうだよね。今日から走るようにしようかな」

「いいんじゃない?ずっとあの姿勢でやってるんだったら筋肉衰えるだろうし」


そんな話をお母さんとした。そして10時頃に私は公園まで運動しに行くことにした。

一度部屋に戻りジャージに着替えて、運動靴を履き外に出る。


「いってきます」


 近くにある公園まで走っていく。何人かとすれ違ったが知り合いに会うこともなく公園に到着した。公園にはアスレチックのような遊具があるのでその遊具のところに行く。私の背丈だと小学校高学年が遊んでるように見えるので心置きなく運動するのに使わせてもらう。

とっても不本意だけど。

 そう思いつつ遊んでいるとゲームの中じゃないのに背筋がぞくっとした。そのままあたりを警戒すると後ろから腕がすっと脇下に差し込まれた。そしてグイって持ち上げられた。


「ふぇっ?」

「赤名ちゃんだ」


 私が戸惑いの声を上げると後ろから昨日の夜にかなり聞いた調子の声が聞こえてきた。首だけ上にあげて私を持ち上げた相手を見てみると見知った顔があった。


「楠生徒会長、どうかしたんですか。というか離してくれませんか」

「あれっ?もしかして赤名ちゃんって同じ学校なの?」


 彼女、(くすのき) 麗華(れいか)は私の通う、中学校の生徒会長が私を抱きかかえていた。生徒会長というだけあり中学3年生の先輩でもちろん私より背も高い。実際私が立っても先輩の胸ぐらいまでしかない。そういうこともあって脇に手を入れられて持ち上げられると足をバタバタすることしかできなくなってしまう。


「楠先輩、恥ずかしいので下ろしてもらっていいですか?」

「どうしようかな、赤名ちゃんがちゃんと自己紹介してくれれば考えなくもない」


 先輩はそう言ったがこれ名前言っても下ろしてくれるか怪しい奴だなと思いつつも一筋の希望に期待して自己紹介することにした。


「2C赤羽奈々です」

「奈々ちゃんね。それでここで何やってるの?」

「ゲームしすぎて身体訛ってるから運動しようかなって。そういう先輩は?」

「私も似たようなものかな」


 楠先輩はそう伝えてくれた。残念なことに自己紹介したのに下ろしてくれなかった。なので私も仕方なく手札を1枚切ることにした。


「離してくれないかなフレイさん」

「えっ!?」

「よっと」


 私が楠先輩のことをフレイと呼ぶと先輩はピシッと固まり手から力が抜けた。その隙に少し力を入れてするっと腕から脱出する。先輩は唖然としながらも再起動して私に問いかけてくる。


「な・・・な・・・奈々ちゃんなんでそれを」

「そんなものすぐにわかるよ。赤名の正体知っている人なんて私の友人の中でも一握りしかいないんだし」

「だからって」

「先輩最初から私見たとき赤名って言ってましたし」

「あっ」


この一言を最後に先輩は口をつぐんだ。

そのあと改めて話を聞くとやっぱり先輩はフレイさんだった。先輩も軽く体を動かした後に公園を走っていく。私はそんな先輩の隣に走っていき話しながら走ることにした。


「先輩がフレイさんとして昨日の今日ですよ」

「まぁそうなんだけどね。少し前からおなか周りが気になってたからちょうどいいかなって」

「私とそんなに変わんないですね。そういえばなんで私が赤名だってわかったんですか?」

「半分以上直観だったんだけどさっきの動きが昨日の戦闘の動きと被ったんだよね。全然違ったはずなんだけどなんでだろう」

「たったそれだけの理由で突撃してこないでください」

「でもそのおかげで奈々ちゃんに会えたよ。それに奈々ちゃんの噂3年の教室まで届いてるよ」

「えっ、ど、どんな噂?」

「2年生に休み時間中ずっとゲームしてる小さい子がいるって」

「た・・・確かにその内容はたぶん私だ」


そんなことを話ながらも公園の中を走っていく。

そのまま休憩をはさみつつ走る。そのまま1時間ほど走った後その場は分かれることにした。午後にまた会おうと約束し、それぞれの家に帰ることにした。

 家に着くとお母さんは買い物に出かけていた。私は外で運動して汗をかいたので軽くシャワーを浴びてから、ノートパソコンで調べながらお母さんを待つことにした。OSOのサイト見てみると公式掲示板が作られているようで、掲示板の中を少しのぞいてみると夜の敵が強いや敵がかわいいなどといった書き込みが多くあったので気にせずにノートパソコンを閉じる。そしてテレビをつけて適当に時間をつぶすことにした。


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名前:赤名 Lv:7


装備

武器:護身用ナイフ×2

頭:

胴:初心者の服

腕:

足:初心者のスカート

靴:

アクセサリ:


★STR:22

VIT:17

INT:17

MND:17

★AGI:30

DEX:17

LUC:17

★RES:22

★3D:29


スキル

双剣:Lv7、双剣術:Lv2、STR強化:Lv7、AGI強化:Lv7、3D強化:Lv7

投擲:Lv5、罠:Lv1、危険察知:Lv4、認識阻害:Lv5、収納ボックス:Lv5

暗視:Lv4、格闘:Lv1


残りスキルポイント(6)

残りステータスポイント(0)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 主人公は、いつレイアさんに会っていたんですか?昨日戦闘の動きを見たということは同じゲームをやっていたということなんでしょうけど
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