第一話
朝アラームが鳴る前に起きてしまった。今日は祝日だ、学校はない。カーテンを開けたら、すごい雨になっていた。昨日のニュースの天気予報は当たっていたようだ。今日も勉強かと思ったら、笑えてきてしまった。雨が降る中、起きたてのぼんやりとした思考のなか、裸足でベランダに出た。僕はこのベランダの景色をいつも眺めてきた。今日は日課の日記を書くのも億劫だ。今年から日記を書いている気づいたら、ベランダの柵の上に乗っていた。お母さんが僕を起こしにきたようだ。僕は急いで部屋に戻って、愛想笑いをしながら朝の挨拶をした。不自然だったような気がするが、机の上に書いてある紙は見られていないし、計画はバレていないと思う。計画の実行は今日にしようと思っている。誰にも迷惑をかけてはいけないと思っている。
ただし、一人を除いて…
僕が書いてある日記は、日頃のことを書く日記ではなく、僕の今までの人生僕の今までの人生について振り返る、大きめに例えると有名人の伝記のようなものだ。
LINEが来た友達から、明日カラオケに行こうという誘いだった。明日は用事があるからという嘘で、断った。計画後に彼らがくるのは…
きっとないだろう。やっぱり、日記を今日も書こうと思う。
1時間後
今日は日記を書くの2時間がかかった。よし、一ページ目から読み直していきたいと思う。




