95/100
砂浜にて
夜の砂浜に足跡を刻む
空には大きな満月
まるで見下ろされているみたい
それが少し悔しかった
貴女とこうして歩きたかった
夜の砂浜を共に歩いて
他愛のない話をしたかった
今はもう叶わない
波打ち際を静かに歩く
寄せては離れていく
その繰り返しが
愛おしく切なかった
貴女がいない人生なんて
味気ないと想っていた
だけど今夜も僕は生きてる
意気地も勇気もなかったから
刻んだ足跡が波に消える
僕の居た形跡が無くなっていく
それが少し淋しくて
なんだか悲しかった
夜の砂浜に足跡を刻む
空には大きな満月
まるで見下ろされているみたい
それが少し悔しかった
貴女とこうして歩きたかった
夜の砂浜を共に歩いて
他愛のない話をしたかった
今はもう叶わない
波打ち際を静かに歩く
寄せては離れていく
その繰り返しが
愛おしく切なかった
貴女がいない人生なんて
味気ないと想っていた
だけど今夜も僕は生きてる
意気地も勇気もなかったから
刻んだ足跡が波に消える
僕の居た形跡が無くなっていく
それが少し淋しくて
なんだか悲しかった
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。