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85)「だめになった僕を見て君もびっくりしただろう」

これは、少し説明が必要かと思い。

この詩のタイトルは、ドラマ『高校教師』の主題歌『僕たちの失敗』の歌詞の一節。

詩の内容も読んで頂ければお解り頂けると思うが、ドラマ『高校教師』を下敷きにしている。

はじめに、『高校教師』ありきで書いたように見えるかもしれないが、実は私はそのドラマを見たことがない。

それこそテレビの「いきなり最終回」みたいな特番で、ラストシーンだけは見たことがある。

だから、あまり、思い入れがあるドラマというわけではない。

むしろ、これは完全に憶えているんだが、その主題歌の、森田童子さんが歌われる『僕たちの失敗』が、私にこの詩を書かせたのだ。

とある早朝AMラジオから流れて来たその曲を聴いて、また当時少しこだわっていた「うそこく」という言葉にプラスの意味を持たせるならこうなるのかなとか考えてこの詩を書いたんだが、まさに、それを書いた瞬間のことを憶えていたりする珍しい詩ではある。

で、実はこの詩がここ一週間ほど、少しずつだが日々読まれていて、理由は、『僕たちの失敗』の作者けん歌手の森田童子さんが亡くなられていたと、この一週間ほどまえに発表されたからだ。

おそらくこのタイトルで検索しようとしていた人がいくらかいて、その中に何番目かは知らないけれど、私のこの詩がヒット(?で使い方いいの?)しているのだろう。

でも、そういうことがある前から、この詩は私の詩のなかでは突出した読まれ方をしていて、むろん理由はこの詩のタイトルが、人の心をいてやまないからだろう。私ごとき三流の自称詩人とは、やはり、まるで感性の高さがちがうもんね。


でわ。負んぶに抱っこの詩ではありますが、どうぞお読みくださいませ。

あの先生ちょっといいと思わない

からはじまった

はじめは「うそこく」だったんだよ


ケイやアーサンと三人で

あなたをからかって

ごめんごめんと笑って終わらせるつもりだったんだ




時間は私たちの味方だったけれど

私の若さだけ私たちの敵だった

目の前で崩れ落ちる世界を初めて見た

これを嫉妬というの

憎しみと言うの

は、破壊衝動というの

殺したいというの殺したい殺したい殺したい




あなたと私のドラマチックを知りたくて

大昔のドラマ高校教師を借りてきてみたりしたね

最後は泣いちゃう話だけど

私たちは笑えばいいんだと思う運命を

あんな風になっちゃいけないんだと

笑っちゃいばいいんだと思って

2人で見てやっぱり2人で泣いてたね


当然あなたの世代に合わせたつもりだったけれど

あなたさえそれは知らないと言った

かんがえてみれば当たり前の話だけどね

他に高校教師と女子高生の恋愛ものなんてない

だってきんだんしにいたるやまい

だもんね


私の頭を撫でてくれた

みんなセクハラだって大騒ぎしたけど

私は何がセクハラなのかわからなかった

でも今ならわかるよ


もうわかんないよ私の性が目覚めたと言うの


あなたの授業中私はわざと空ばかり見ている


心が首を絞めるんだ

どうしよう

あなたの目が見られないよ


それが赤信号だと言う事はわかってるんだ

でも赤信号渡れないわけじゃないから

危険が伴うだけで

事故さえ覚悟していれば

死ぬのも嫌じゃない私なら

あなたのために

死ぬのも嫌じゃない私なら


ジャズ喫茶には行ってないし

電熱器をストーブ代わりにもしていない

けれど

あなたは私の高校教師だった


雪は 降り 雪は 積もる

雪は 降り あなたは 来ない

雪は 降り 雪は 積もる

雪が降り 私は眠る


伝説のドラマには

伝説になるだけの何かがあったよ

ってなんのほうこく?


先生、私、本当に本気だったんだよ。








お読みくださり誠にありがとうございます。

それと、森田童子さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

でわ。

またお会いできる日を楽しみにしております。


じゃね?

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