表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっさんが異世界でチートする話だったのに  作者: 陰キャきっず
新世界1 ポケプロクンパワット
31/122

その1

永久的に蛇足編が開幕です。

 万物が一人の転生者により破壊され、

新たな世界が始まり

幾星霜もの月日がたった。


 人類が繁栄し、文明が進んだ現代。

そして今、新たな物語の幕があがる―――。



 俺の名前はおっさん。

大学を2年で中退し、その後20年間ニートとして暮らしてきた。


 それが今はなぜか……。


「野球だ……」


「えっ」


「野球大会が年末にある。優勝賞金はなんと一千万だ。」


 そう、この世界では野球が大ブーム。

すべての事柄は野球で決められるといっても過言ではない。


 俺は最近仲良くなったぼっちゃんとともに

野球をすることになったのだ。


「それでメンバーなんだが……俺とおっさんを含めた2人しかいない」


「もう無理だろ」


 季節は春。

年末までの短い期間で、野球ど素人の俺たちが

一勝すらできないであろうことは目に見えていた。


「何かを始めるのに遅いなんてことはねえ」


「ぼっちゃん……」


そんな感じの言葉にいつも騙されてきたことを覚えていますか?。


「おっさんはその辺をうろついて仲間になってくれそうなやつを探してくれ」


「ちょ、ぼっちゃん……」

 

 彼はそれだけ言い残して去っていった。


「やれやれ、目立つのは嫌いなんだが……」


 正直おっさんニートにお外はつらいが

お金のために頑張るしかないようだ。


 こうして、俺たちの戦いの日々がはじまった。








 一週間後。


「よう、どうだおっさん。メンバーは見つかりそうか?」


 意気揚々とグラウンドに現れたぼっちゃん。


「ああ。とりあえず高校の前でうろついてたら、男の子二人が入ってくれるって」


「そうか、さすがはおっさんだぜ」


 そう、俺はここ一週間、毎日不審者のレッテルを張られながらも

校門の前に張り付いていた。


「おーいおっさんいますかー」


 遠くから俺を呼ぶ声が聞こえてくる。


「っと、噂をすれば……」


 俺は声の主に返事をし、こちらに呼び寄せる。


「どうも、ぼっくんと言います。こっちは……」


「どうも、日根暮人(ひねくれと)だ。よろしく」


 そう。彼らが苦労のかいあって仲間になったぼっくんと暮人くんだ。

二人とも部活には所属してないようで、賞金の話をちらつかせたら

二つ返事で了承してくれたのだ。


「おい、どうみても引きこもり系陰キャにしか見えねえぞ。大丈夫か?」


「類は友を呼ぶっていうし……」


「ええ……」


 ぼっちゃんも無理難題をおっしゃる……。


「ま、まあよろしくな二人とも。俺はぼっちゃん」


「よろしくお願いします」


「よろしく」


 俺たちはひとしきり自己紹介をしてから

これからの話をするのであった。


「あー、二人とも野球経験、もしくはスポーツの経験はあるか?」


「野球ゲームは中学生までやってました」


「eスポーツなら少々」


 どうやらお話しにならないようだ。

あきれ果てた様子のぼっちゃん。


「とりあえず、簡単にルールと基礎練習を教えておく。おっさんは引き続きメンバーを探してくれ」


「うん……。俺は練習しなくていいの?」


 そういや、まったく練習とかしていなかった。

ちょっと心配になったのでぼっちゃんに聞いてみる。


「うろついたほうがポイント高いのは常識だぞ」


「????」


 よくわからないことをおっしゃられた。


 とりあえず今日もまた俺はその辺をうろつくのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ