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悪の華6

政直には納得できない。

「いくらなんでも有り得ない。第一、誰の考えでそんなことになったんですか?C国の陰謀ってやつですか?」

政直は皮肉を言った。陰謀論者はことあるごとに海外の陰謀のせいにする。


有働には皮肉が通じたらしく、苦笑した。

「はは。何かあるたんびにC国のせいになる説が出るのは、それこそ政府の陰謀のような気がするがね。

勿論、違うわけだが、この話の絶望的なとこは純粋な悪党が誰もいなかったことだ。政府を担う官僚どもに、私利私欲にかられた悪代官様なんざ滅多にいなかったし、稀にいてもしっかりと処罰されてきたとオレは信じている。

ただ、ヤツらはてめえら自身がてめえらの組織の利益のためだけに動いちまってる自覚がなかった。そりゃおかしいとツッコむようなヤツを排除し過ぎてきた。ヤツらは真面目さ。そこいらのブラック企業じゃ追っ付かないくらい異常に働いてた。てめえらの組織の利益のためだけにな。国民のためにどうとか、そういうことは常に二の次にされてきた。そんな繰り返しが、国中の人材の粋を集めてたはずの政府を、役立たずの烏合の衆に変えたんだ」




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