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異世界転生したらメカ少女になっていた!! ~アーマード・コンフリクト~  作者: 藤谷 葵


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第53話:戦闘1

(※花鈴視点)


「梓ちゃんと綾乃ちゃん大丈夫かな……」

「花鈴、こっちはこっちでやるべきことをやるで!!」

「うん!! そうだね!!」


 敵が向かってくる。シルエットが近付きつつあるが、どれも見慣れたものであった。


「いくぞ!!」


 恭子ちゃんの合図で四人で立ち向かう。

 ふとそこで思い出す。この前、製造で綾乃ちゃんに怒れれるほどパンツは作りまくったが、他の物を作っていなかった。何かないかと探すと、片手剣が製造できる。急いで片方のCPUコアを使って製造して改良を行う。アイテムボックスから取り出して左腰に再び剣が装備された。

 剣を抜刀して、敵に向かって行く。あたしは他の三人では戦いづらいと思われる、カマキリ型ロボットを相手にした。敵の両ガマが一斉にあたしに襲いかかってくる。それを左腕のシールドと右腕の片手剣ではじき返し、すぐさま右上からの袈裟斬りで敵を両断する。


「次!!」


 他のカマキリ型に視線を向けると、恭子ちゃんが立ち向かっていた。マジックソードで両ガマをなんなく斬り落として、敵を頭から真っ二つにしていた。

 なんかなぁ~? ほぼ遠距離装備の恭子ちゃんが、接近戦で活躍しているとかずるい気がする。あたしもあのマジックソード欲しいなぁ~とか思ってしまっていると、次の敵がやってくる。蜘蛛型ロボットが牙をむいた。

 あたしは牙を避けて蹴り飛ばす。蜘蛛型ロボットは後方へと吹き飛び、他のロボットと衝突する。だがダメージにはなっていないようだ。

 蜘蛛型ロボットとぶつかったロボットがちょうどいい的になっていたので、グレネードランチャーを撃ち込んだ。二体まとめて始末できた。

 次に倒す敵を探す。イモムシ型ロボットがいる。あのロボットが吐き出す糸も、カマキリ型ロボットの鎌並みに切れ味が良いので、先に倒しておきたい。イモムシ型ロボットに向かって行くと、途中でムカデ型ロボットが遮るように現れた。


「しぶといのが来ちゃったな」


 そう呟きつつ、ムカデ型ロボットと戦う。うっかり横から切断してしまうと敵の数が増えてしまう。正面から向き合い、剣とグレネードランチャーを駆使して倒した。


『上空から何か来ます!!』


 通信機から真夕ちゃんの声が聞こえた。その声に反応して上空を見る。トンボ型ロボットだ。味方のロボットごと爆破する気? などと思っていたらその通りに爆撃してきた。

 あたしたちは接近戦もままならず逃げ惑う。


「恭子ちゃん、キャノン砲で落とせない?」

『近くの敵が邪魔で攻撃できない!!』


 支援に向かおうにも、こちらも敵が迫りつつある。そこへ聞き覚えのある銃声と共に、トンボ型ロボットが墜落する。


「おまたせしました!!」

「綾乃ちゃん!! 梓ちゃんは?」

「上空のトンボ型ロボットをお願いしました」

「戻ってきてくれたんだね。どこにいるの?」

「その話はあとで!! 今は敵を殲滅させましょう!!」

「ラジャ!!」


 二人が戻ってきてくれたことにより、こちらの勢いが増す。あたしも気合が入り、次々と敵を倒していった。

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