ツンツンも中二病もなくなったら何をキャラにしていくんだ?
行ったぞ!
そのまた一方で逆に頭を悩ませるカップルがいた。
「ねぇ、真優。」
「ん?何かな?美風。」
「少しだけ話があるのだけれども…」
真優に美春は深刻そうな顔で迫るのに少しこてんと首をかしげる。
「それで、どういう話なの?」
「まぁ、二つあるんだけど、一つはキャンプファイヤーの時一緒にいましょ。」
「あっ、それ僕が言おうと思ってたのに~!!」
「ふふっ、可愛い。」
「・・・それ男に言われてもそれは嬉しくないよ!」
真優の少し怒った声もかわいく見えてしまう美風に、顔をぷくーっと膨らませるがそれもかわいく見えていた。
「キャンプファイヤーって何時からだっけ?」
「えっと、7時くらいかしら?」
「そうなの?・・・まぁ、その時でもいっか。」
「そうね、それと二つ目もあるのよ話は・・・」
「・・・それってさ、僕たちにとってそんな深刻なことなの?」
「・・・だいぶ深刻よ。」
この言葉に真優は息をのみ込んだ。
「・・・キャラ付の問題?」
「そうよ。最近私たちの登場回から、私たちのキャラの印象は薄くなってるのよ。」
「いや、そんなはずないと思うんだけど・・・」
尚、この後の話は書きたいのですが作者のメンタルが終わりを迎えかけてることから半分以上割愛で・・・まあ、簡単に話すと前回みたいに進行するので書く理由もないかな的なsomething的な理由ですので察してください。
空はすっかりと夕焼けに染まり、炎の色が明るくなる。少しだけ幻想的になる世界は1人1人の感性に心を揺さぶらせていく。
「うわぁ〜こうちゃん!すごいよ!ここ!本当に綺麗!」
「あぁ!そうだな!めちゃくちゃ綺麗でそして少しだけ儚い。」
「うん、今から夢が始まるみたい。」
そんな、少しだけ音は静まる。2人だけの空間が生まれる。
「真優!すごいわよ!この風景!」
「うん!すごい!すごいよ!!本当に綺麗だ!でも少しだけ、寂しさもある気がする。」
「??」
美風は小首をかしげる一方で真優は口を開く。
「う〜ん、簡単に言うと儚い?」
「なんで疑問系なのよ?」
「それはね、僕にとって何かが変わる気がしたから?」
そんな、疑問系の多い言葉だけが残っていく。
キャンプファイヤーまで後1時間。空には星が見え始める。
これが今から流れ出すことを予測したものは誰もいなかった。
次回は水曜日に!




