ボクは俺は『ありのままの君が好き』
結構早めにできました!
不意打ちのキスをされて言葉も、そして何をしようとしたのかも完全に忘れていた。
「えっと、うい・・初月さん?」
「桔梗って呼んで。」
「えっ?」
何何何!?!?待って!!どゆことなんだ!?
とりあえず今どうしてこうなってるのか考えてみるんだ。えっと!
俺が桔梗を呼ぶ。
くる
・・・流石に一から過ぎるな。じゃあもう一回
朝ラジオ体操の歌を歌・・・って違う!!・・・もう進まんから作者任せた!!
・・・は~い。えっとね、今樹君が過ごしてきた内容は一つ前とかに戻って理解してくれ。(ぺこり)
「き、桔梗?」
「樹君は、ボクのこと嫌いなの?」
「・・・違う!!」
「じゃあ、ボクのこと・・・好き?」
そんなこと、いきなり言われて答えられるか!?もう顔真っ赤だよ!俺。今は部屋が暗いのだけが嬉しい。でも、それを通り越して月明かりで彼女は少しだけ顔を赤く染めていた。
「・・・」
「じゃあ!!」
それでも、樹は少しだけ口を結ぶ。何と言うか・・・いや何て言うんだろ?すべての動作が可愛すぎて少しだけ意識が飛びかけてます・・・・
nowloading・・・・
「桔梗。」
「ハイ!」
「・・・すっごいこと話すけど今から許してくれる?」
「うん!許すよ。何ならえ・・・エッチなことも・・・//」
やらないよ。でも・・・いいって言うならって、俺はバカか!
「っ!い、いやエロ路線ではないんだけど・・・まぁ、なんて言えばいいんだろ?さっきの桔梗の行動とか言動とか全部に見とれてた。」
「えっ?」
「やっぱりさ、俺はそれと同時に自分だけにしかその姿を見て欲しくないって思った。」
「!!//」
「だからなのかな今だったら俺は君に確信した気持ちが伝えられる。」
「…」
少しの沈黙が何かを重くさせた。それと同時にカーテンは風になびいて少しだけ月の光が入り幻想的な空間が生まれた。
そして、少しよろめく体を精一杯に起こしてカーテンを樹は開く。そして空には流れ星が流れていた。
見えたのは彼女の瞳と唇
それと同時に少しだけ時間差で鳴り響いたキャンプファイヤーのフィナーレでなる花火の音。
沈んだ音に彼は拳を一つ握った。
そして、緊張しい息を殺した。
夢のような時間。それを現実にするかのように声を振り絞った。
心臓が血が全てが止まりそうで少しだけ恐怖もあってでもその中には言えるだけの幸福感がある。
だから、言うんだ。想いは言わなくちゃ伝わらない。
伝えろ。俺の意思を。俺の気持ちを。想いを。
「だから・・・俺はあなたのこと・・・桔梗のことを一生愛し続けたい。そして隣で歩みたいんだ。」
「うん・・・」
「・・・こんなにまとまってない告白でごめん。それと、俺はこんなにも貧弱な男だし器も小さい男だ。」
「・・・知ってるよ。君のことは全部じゃないけど少しは。」
「そこはせめて否定してほしかったなぁ~。」
うん、泣きそう。もう、目に溜まってるよ?でも、言いたいことを言わないとな。
「あははっ。でも、ボクはそれでもいいよ。」
「そっか。じゃあ、改めて。・・・俺は桔梗のことが好きだ。死んでも一緒にいたいくらい好きだ!だから・・・俺と付き合ってくれませんか!」
「はい・・・こんなボクでよければ喜んで。」
「桔梗!」
樹は彼女の名前を呼びながら抱きしめる。その時だった。七月の涼しい風に運ばれた虫の音が彼らを祝福するように包み込んだ。
そして二人は、抱きしめあいながら恋人になってからのファーストキスをした。それは少しだけ大人っぽさと艶やかさを残して2人は夜を更けた。
今回で樹と桔梗が結ばれました。まあ、次回はあの二組行きますよ!!




