表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拒絶したのに、今更です…   作者: みかさん
PR
22/51

22話



「たまには外で食事もいいわね」


「んーっこのハンバーガー?でしたっけ?とっても美味しいです。フライドポテトとよく合います」


「でしょ~ この組合せは最高なのよ!今度、お店を出すからみんなでいこっ!」


今日は学園の中庭で試作品のハンバーガーをオゼットとローズに食べて貰っている。どうやら好評のようだ。


「こ、こんにちは。先輩方」


「あっ!エド君。今暇?良かったら一緒にご飯食べない?」


「ぼ、ぼくなんかが一緒に食べていいんですか?是非、ご一緒させてください!」

エドワードは嬉しそう寄ってきた。


「「「かわいい~っ」」」

『ああ、なんて癒されるんだろう…』


「さっ、これ食べて!ハンバーガーって言うの」


「ありがとうございます。(ハムハム)おいしい~これ、スカーレット先輩が作ったのですか?」


「マリーでいいわよ。そう、まだ試作品だけどね」


「マリー先輩、とっても美味しいです」

『ま、眩しい。何あの笑顔!穢れた私には直視出来ないわ~ああっ、エド君をおかずにポテトが進むわ~』


「ちょっとマリー!そんなに口にフライドポテトいれたらむせるわよ」


「やぁ、美味しそうな物を食べているね」

突然背後からアンソニーの声が聞こえた。リスの様な口のまま振り向くとアルフリードと目が合ってしまった。


「ブブッーー!ゲホッゲホッゲホ」

「きったないわね!だから、言ったじゃない。はい、お水。よかったらアンソニーも食べる?こんな量わたくし達だけじゃ食べきれないもの。マリーいいわよね?」

マリーは無言で頷く。


「では、頂こうか。アルフリードもほらっ」

アンソニーはハンバーガーをアルフリードに手渡す。


「私は…」


「いいから食べなさい。せっかくマリー嬢が作ってくれたんだ」


「はい… んっ、旨い!」


「では、私も… これは美味しいね」


「あ、ありがとうございます」

『実は指示を出しただけで、後はみんなやって貰ったなんて言えなくなっちゃった!に、しても大きな口でバクバク食べるリード様素敵~ 私の事も食べて欲しい』


「おやっ、ローズ嬢 口にソースが付いているよ。私がとってあげよう」


「いえ、自分で出来ます!あれ?ここかな?」


「ふふっ、ここだよ。ほらっ取れた」


「あ、ありがとうございます…」

『あらあら?ローズ顔真っ赤~』


「チッ」

「えっ?」

『今、エド君から舌打ちが聞こえた?まさか気のせいだよね?』


「ぼく、もう戻りますね。ご馳走さまでした。失礼します」

エドワードの去り行く背中をじっと見つめるアンソニー、エドワードが完全に居なくなったのを確認する。


「彼は?」


「エド君?1年生のメイルーク・エドワード君です」


「ふ~ん。そう…」

アンソニーは深刻そうな顔をしている。『まさか、エド君の気持ちがバレたんじゃ…』ドキマキするマリーであった。


◆◆◆


「ローズ先輩こんにちは」


「あらっ、エドワード君こんにちは」


「今日は1人ですか?」


「ええっ、先生に呼ばれてたの」


「そうですか。ねぇ、ローズ先輩。先輩は好きな人いるんですか?」


「す、好きな人!?突然なに!居ないけど…」


「ふ~ん。じゃあぼくが先輩狙ってもいいんですよね」


「狙う?」


「ははっ!い~ね!じゃあまたね。ローズ… 先輩」

『あれ?エドワード君ってこんな感じだったけ?』

エドワードの去った後を見詰め、首を傾げるローズであった。


◆◆◆


「ねぇ、例の件調べてくれた?」


「はいっ!ちょうど今、部下から報告がはいりました」


「で、どうだった?」


「やはり、アンソニー様が仰ってた通り、数名被害者がいるようです」


「やはりな…」


「引き続き調べてくれる?」


「はいっ」

『メイルーク・エドワード… お前には絶対に渡さない』


◆◆◆


「思い出した!あわわわっ…」

ベットから飛び起きたマリーは1人部屋でアタフタする。『メイルーク・エドワード…どっかで聞いたことある名前だと思ってたら、お邪魔エドじゃないか!ヒロインのローズにちょっかい出して最後はアンソニーにやられちゃうのよね…実は二重人格で女誑し、巨乳好きなのよ、あいつ…くそっ、やられた…』


「んっ?やられる?そっか!最後はアンソニーにやられるんだ!しかも、これを乗り越えるとローズに少しずつ恋心が芽生えて… ぐふふっ高みの見物といきましょうか…あっ!でも… 」

『そういえば、オゼットの取り巻きと手を組んで…ってストーリーだったはず…』


「よぉーし!何かあったら全力でローズを守るぞ!」

朝からガッツポーツで叫ぶマリーであった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ