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グリードと愛しのフィリア

ここからは番外編です。

楽しんでいただけたら嬉しいです。


 俺はグリード。


 フィリアの現在婚約者となっている。婚約者となるまでに、色々あったが、今回はその事はとばして、俺の愛しの婚約者フィリアの最近の様子についてお伝えしよう。


 フィリアは、可愛い。


 ただし、少しおかしいと昔から思っている。


 まぁ、そんな所も可愛い。


 今日も目をキラキラさせながら5人の令嬢の結婚式のスケジュールを把握しており、すごいなと驚く。


 まず、5人の令嬢らは季節をずらしての結婚式が決まった。


 春にユーリとエマ。


 夏にカインとクロエラ。


 秋にロイとマリア。


 冬にシオンとシェーラ。


 そして次の春に王国を上げてハロルドとルーナの結婚式である。


 俺は思うんだ。


 俺達の結婚式は?


 まぁ、俺とフィリアにはまだまだ時間があるし、俺は大丈夫。


 まだ、まて、がてきる。


 うん。


 たぶん。


 できる。、、、はず。


 ニフエルがストッパーになるしな。


 はぁ。


 でもまぁ、フィリアは幸せそうだ。


 毎日急がさそうに、今日はドレスのデザインだ、今日は試食会だと動き回っている。


 フィリア。


 たまには俺も見てほしい。


 そんな日の夜は、フィリアをたくさん抱きしめる。


「フィリア。」


 ぎゅっと抱きしめて、フィリアの肩に顔を埋めると、フィリアも抱きしめ返してくれる。


「なぁに?グリード?」


「愛してる。」


 抱きしめたフィリアが、微かにぴくりとし、モゾとぞと動くと顔を上げて顔を赤らめる。


「わ、、私も。」


「ん?」


「愛してる。」


 その瞬間に破顔してフィリアにキスするとフィリアはさらに顔を赤らめる。


 この顔が好きだ。


 たまには俺の事だけ考えればいいのにと思うけれど、令嬢の幸せにを願うフィリアも好きだからまぁいいかと思う。


 でもたまには。


 顔を真っ赤にしたフィリアを独占するのも悪くない。



 

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