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32話 防衛戦その1

復活‼


う~ん、圧倒的に短い

私しか依頼を受ける人がいなかったので1人で隣町まで向かう


できるだけ早く隣町に行くために、身体強化を高倍率でかけつつ、木の枝のしなりも利用して枝の上を飛び移りながら移動する。


(次の町まで、普通に休憩ありで移動して二週間、頑張れば半日で着ける)


街道に沿い移動していると、急に木が途切れた

周りを見るとそこそこ開けている。何かに使われる広場だろうか


「っ‼」


思わず目を背けてしまった。ここは広場なんかじゃない、もともと村だった場所だ。よく見ればあちらこちらにもともと家や塀だったであろう残骸が見える。


何より、パッと見でなんだったのか分からないほど損壊した、村人だったのであろう亡骸や、動物の死骸がちらほら落ちている。


(ごめんなさい)


埋葬してあげたいが今は隣町に助けに行く方が重要だ、心のなかで謝りながら、さらに体に魔力を流す


~~~~~~~~~~~~


ドスッ

ドスッ


さっきから魔獣が増えてきている。今も犬っぽいやつを2匹串刺しにした。


事前に街周辺の立地は知らされている。とりあえず近くに高台があったはずなので街周辺を知るためそこに向かう


高台から街を見下ろす。目に映ったのは崩れかけている街を守るはずの壁、そして街の周囲を埋め尽くす魔獣、魔物。


(地面を走っては行けない、なら)


魔力で足場を作りその上を走る


ガクンッ


(急に足から力が…どうして…)


足を見てみると膝か半ばほどからちぎれかかっていた


血の勢いが激しい。急いで治癒魔法で繋ぎ直す


辺りを探ると少し離れたところに鳥がいる、おそらくこの鳥の仕業だろう。


鳥は真っ直ぐこちらへ飛んでくる。一度目は不意打ちだったので攻撃を受けてしまったが、二度目はきちんと捉えられている。


距離が数メートルまで近づいたところで、マジックバックから、木の実を取り出し、鳥の方へ投げる


鳥は避ける必要も無いと思ったのかそのまま突っ込んでくる


直後、鳥の体に木でできた槍が刺さる。投げた木の実を成長させ槍状に変えた、ギルドの試験のときに木が無くて困ったので、木が無いときに使えるよう編み出した策だ。


時間を少し取られてしまったら。さらに街へ急ぐ。途中同じような魔獣や、魔法、投擲などの攻撃をされたが全てあらかじめ探知し弾き飛ばした

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