24話 街へGO
短めぇえええ
「うへぇ、ベッタベタ」
身体中が自分の血でドロドロになっていた。しかも結構時間が経っていたので服にこびりついている。体が治ってるのでもうふらつかない。
魔力を操作し、自分の血に魔力を纏わせる、そして血だけを服から引き剥がしまとめる、ついでに追跡されないように地面からも集める。直径15cmぐらいの球体ができた。一応固めてマジックバックに入れておく。
「よしっ、綺麗になった。あっ、ローブがボロボロ…」
旅に出る時用に買ってもらった新しいローブは裾はズタズタ、ところどころ擦り切れて穴も空いている。
「せっかくだしこれを」
私は6歳の時に買ってもらったローブを取り出す来てみると少し小さく足首まであった裾が膝丈になっていた。肩のあたりも少しきつい、思い出の品なので本当はやりたくないのだが、仕方ないので前側を切り首の少し下にボタンを縫い付けて前で止められるようにする。これで着やすくなった。
「それじゃあ、レッツゴー」
次の街には街道を通っていけば着くはずだ、だが街道を通るのは見つかる可能性が高いので、街道の隣の森を通ることにする。
たんっ、たんっ
足跡をつけないように、木の上を移動する。
「あんなところに、うさぎが」
スパンッ
頭を落とす、そのまま血に魔力を流し血を全て抜き出す、これは今日の夕食にしよう。なんか角ついてるけどなんだろ。
そんなこんなで、木の上で寝たりご飯を食べたりしながら3日程進む。
「ん?どうしたんだろう」
周りに張り巡らしている魔力から反応があった人数は5人、相手の魔力の大きさから、どうやら魔物と戦っているようだ、うち2人はちょっとヤバそう。
(どうしよう、助けに行こうかな?)
バレる危険もあるが、そんなことよりここで見捨てるとい選択肢はない。私はエンハンスに魔力を注ぎ込み全速力で向かう。
着くとすぐに倒れていた2人に回復魔法をかける、幸い骨折と打撲だけだったので中級治癒にさらに魔力を注ぎ込んだら治ってくれた。
(さて、問題はっと)
狼の魔物だろうか、全身が真っ黒な毛で覆われた魔物がいた、大きさは二メートル前後といったところか、戦っている3人は集中しすぎて私に気づいていない様子である。
ふと狼と目が合った。
瞬間、狼の姿が消えた。
「またか、くそ‼︎」
「どこ行きやがった、って、子供⁈」
「早く逃げて‼︎ここは危ない‼︎」
直後、背後から現れその大きな口を開ける。狙いは足…狼は楽に狩りをするため私を人質に使うつもりだった…
今連載中の5作品を1日1話でローテーションで更新して行きたいと思います。
更新順とサイトのリンク貼っときますので、ぜひ読んでみてください
⒈異界神話『本編』第4王子アルファルドのお話~天才王子は神をも脅かす化物となる~
https://ncode.syosetu.com/n0141lx/
⒉異界神話 『サブストーリー』マリーのお話〜天才少女の大冒険〜
https://ncode.syosetu.com/n4096mc/
⒊ 異世界に転移した、職業:解体師の元学生、天使と一緒に旅をします
https://ncode.syosetu.com/n3618lz/
⒋ がんばれ負けるなサクラちゃん〜花の学園生活〜
https://ncode.syosetu.com/n2037mc/
⒌『連載版』二年前、突然失踪した息子が異世界で魔王に懐柔されハーレムの一員になっていた件について
https://ncode.syosetu.com/n3755mc/
単純計算更新スピードは五日に一回となります




