第十一話 役作りポーカー
「役作りポーカーだ?」
「ええ、その名の通り、役を作って対戦するゲームです。一人に一セットジョーカーを含めた53枚を使い、10の役を作ってもらいます。そのカードを使ってゲームを行います」
「それだと5対5になった場合どうするんだ?」
「引き分けの場合はあなたに勝ちを譲ってあげましょう」
大した自信だな、それとも別に勝てなくてもヒリヒリさえ出来たらいいという考えか?とにかくこれはギャンブルに近く、1体1の戦いだから勝てる可能性は十分にある、むしろ俺の方が有利だ。絶対に勝って生き残ってやる。そして、なんでも夢を叶えてくれるなら金でももらって遊んで暮らしてやろうかな?
「説明を続けますね、十の役を作ってもらうのですが、そのうちの五セットは交換して戦います。相手の役の中から表を見ずに5セット選んでその十セットで戦います。何か質問は御座いますか?」
「いや、無い。だが時間をくれないか?役を考える時間がほしい」
「もちろんですよ、いくらでもお考えください」
とりあえずこのゲーム最大のポイントはこの役を作る過程だと思う。一つ目の方法としては、完全に最強の役を作る。つまり、ロイヤルストレートフラッシュ四セット、9~5までのストレートフラッシュ四セット、そして、4とジョーカーを使った4のファイブカード、3のフォーカードの計十セットだろう。9のファイブカードを作るということも出来るが、それよりは先述の十セットのほうがいいと判断した。
そして、二つ目の方法は何セットかは強い役を作り、何セットかはブタにしておくというものだ。最強の役を作って相手に五セット渡すくらいなら、運に任せて何セットを強い役にするのもありだと思う。
そして最後、三つ目の方法は、中くらいの役を十セット作るというものだ。例えば、K〜9のストレートフラッシュ四セットと8~4のストレートフラッシュ四セット、3のフォーカードとAのはフォーカードといったところだ。Aをファイブカードにして絶対に負けないようにしておくのもありかもしれん。
さて、どうするか?
評価ブクマレビュー感想、それから俺の他の小説もよろしくお願いします!(今度こそもうやめます)




