第十話 弔い
「なぁサイコパス野郎、質問いいか?」
「なんで御座いますか?」
「誰がお前の配下だったか教えてほしい」
「それを知ってどうするつもりで御座いますか?」
「殺さなくてもよかったやつを救ってやれなかった俺を戒める」
「そんなこと考える人が全員殺すとは、これだからゲームは面白いですねぇ。いいでしょう、少し長くなりますが、教えてあげましょう」
「ああ、頼む」
「私の配下は橘薫子、お嬢様と呼ばれていた人ですね。それから、烏間智志、警察官ですね。そして、赤城あやめ、JKですね。それから、吉永直人、吾輩と言っていた人ですね。最後に坂田蒼、オドオドしていた人ですね。坂田君のあの人格はフリと言っていたので面白いことが起きるかと思っていたのですが・・・少々期待はずれですねぇ」
その他の奴ら、つまり俺が救えたかもしれない奴らに祈りを捧げる。もちろんこんなことしたところで、意味が無いことくらい知っている。俺は宗教など信じてもいないからな。だが、それでも祈りを捧げる。俺への戒めのために。
「もうそろそろいいですかぁ?待ちくたびれました」
「ああ、すまなかったな」
「それではこちらへ来てください」
「あん?どこだよ?」
「大広間には隠し通路があるんですよ、JKの部屋、赤城あやめの部屋に入ってください」
俺はJKの部屋に入っていった。入ってすぐ左に隠し扉があった。
「これもしかして始めから開いてたのか?」
「開いてるわけないじゃないですか早くこちらへ来てくださいよ」
「わかったよ」
俺は扉を通って階段を上る。結構登った先に扉があった。
重厚な扉を開く。するとその先に若い男性が座っていた。
「貴様がサイコパス野郎か」
「酷い言い様ですね、まあいいです。その通り、私はこの館の管理人、ゲームマスターの白鷺と申します」
「お前の名前なんざどうでもいいわ」
「連れないですねぇ、今からゲームをする仲だというのに」
「さっさとゲーム内容を説明しやがれ」
「わかりましたよ、今回行うゲームは役作りポーカーです」
評価ブクマレビュー感想、それから俺の他の小説もよろしくお願いします!(記念すべき十回目)




