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Lady-Mの悲劇  作者: 祭人
第二章
12/12

予告編

 平日の昼下がり。


 壬生家のリビング。家庭を守る主婦である真琴まことの他には誰も居ない。


 真琴の叩き付けるような激情が言葉となり、ノートPCの画面めがけて奔流のごとくに放たれた。


「違う。


 違うよ。


 そんなの違う。


 絶対に違う!


 そんなの、『ボクの翔兄ぃ』じゃない!」


 昂ぶる感情に引きずられ、ついに真琴は絶叫した。


 こらえきれなかった大粒の涙がその両眼からこぼれ落ち、たちどころになだらかな頬を濡らしていく。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「第二章 ~Mr-Sの裏日記(仮題)~」 


 近日公開。


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