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白と黒の間に  作者: 黒七味
9/9

    「僕は自由だ!」


そう叫んだ瞬間、僕は視力を失った。

網膜が焼き切れて、水晶体が蒸発したのだ。

僕は痛みを感じるよりも即座に、彼女の嘘に激怒した。


————あの・・・クソ女め!


全身が、焼けていく。

皮膚が溶けて、硫黄臭が鼻につくが、すぐに鼻も焼け焦げて、何も匂わなくなる。

最後に残った感覚器は聴覚だった。


「言ったでしょう?これは私の復讐なの。」


彼女の声が聞こえる。


————また生まれ変わったら、絶対にお前を殺してやる!


それが、僕が最後に思ったことだった。
























    目が醒めると、白い世界にいた。僕は白い服を着ていた。

僕は誰だ?ここはどこだ?————わからない。


ただ白く、広いこの世界で僕は一人、目を醒ました。


ここまで順を追って読んでくださった方、本当にありがとうございます!


こういう、血なまぐさくてドロドロした面もあるのが、人間だと思います。

読んで頂いたあなたの心の深い所を、揺さぶるような短編になれば、

それは僕にとってこの上ない幸福です。


よければ、感想、評価お願いします。

「ここまで読んだが、最後クソすぎ」

「時間の無駄」

などのコメントでも結構です。是非に!

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