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天空のソフィア  作者: 白村
第一部 ソラの旅編
3/20

第三話 宿屋での出来事

 ソラがにゃん吉爺ちゃんにいろいろ聞いた日から、

 一週間以上経った。


 魔物を討伐しながら森を抜け、

 道をひたすらに歩いて行く。


 やがて起伏も無くなり、

 平坦な土地になると、

 畑が現れ、

 人々が姿を見せるようになった。


 村を出て最初に出会う知らない人達。


 特に声をかける訳でもなく、

 道を進むと、民家があり、

 建物が徐々に増える。


 村を出てから、

 初めての町だ。


 ソラ「なんかさ、村より建物多いね」


 にゃん吉「そりゃそうじゃ、村と一緒にするな」


 ソラ「今日はここに泊まるんだよね?」


 にゃん吉「うむ、宿に泊まって旅の疲れを癒そう、そしたらまた出発じゃ」


 ソラ「うん」


 ………………………………


 ソラ「こんにちはぁ」


 宿屋の扉を恐る恐る開けて声をかける


「はーい、あら、ずいぶんと可愛いお客様だねぇ」


 宿屋の女将と思われる人物がカウンター越しに出迎えてくれた。

 恰幅の良い人の良さそうな女将さんだ。

 

 なんだか安心する。


 ソラ「あの、泊まれますか?」


 女将「お嬢さん一人かい?」


 ソラ「はい、あ、この子も一緒です」


 足元にいるにゃん吉を視線で見やる


 女将「あら!きゃあなんだい!?もふもふぅ」


 女将さんはにゃん吉を見るなり、

 抱き上げて頬擦りし始めた。


 にゃん吉「にゃ!むにゅ、にゃあ!」


 女将さんはその豊満な胸ににゃん吉を抱え込んで尚も頬擦り攻撃。


 女将「ひゃぁなんてもふもふしてて気持ち良いんだい、あたしゃデブ猫が大好きなんだよ」


 ソラ「あ、あのぉ」


 女将「あーそうだったね、ごめんよ、もふもふが気持ちよくてねぇ」


 ソラ「はい、それであの」


 女将「良いよ、泊まっていきな、銀貨1枚だ」


 ソラ「はい!ありがとうございます」


 ソラたちは2階の部屋に案内された。


 女将「直ぐに食事を用意するから、待ってておくれ」


 女将さんはそう言うと、

 にゃん吉にウインクして行ってしまった。


 にゃん吉「ぐっ胡散臭い女将だ」


 ソラ「そう?感じの良い人じゃん」


 にゃん吉「ふんっ騙されるなよ、ああいう奴ほど怪しいのじゃ」


 ソラ「ふふふふ」


 しばらくすると、

 部屋のドアがノックされた。


「あ、あの、お食事を持ってきました…」


 ソラ「はーい」


 ドアを開けると、

 女将さんではなく、

 ソラと同じくらいの歳の女の子が、

 食事を持って立っていた。

 ソラの顔を見た少女は、

 何故か困惑気味の表情だ。


 ソラ「ありがとう」


 お礼を言って食事を受け取ろうとするが、

 少女は何故か食事が乗っているトレーを離そうとしない。


 ソラ「あれ?」


 少女の顔を見ると、

 少女は今度は悲しげな顔をしていた。


 ソラ「どうしたの?」


 少女「あ、あの…えっと、あの…」

 

 すると下から怒鳴り声が聞こえた。 


 「何してんだい!餌食になりたいのかい!!」


 少女の顔は恐怖の顔に変わった。


 少女「ご、ごめんなさい!」


 そう言って少女はトレーをソラに押し付けるようにして、

 慌てて下へ降りて行った。


 怒鳴り声は女将さん?!

 まさかね…。


 にゃん吉「どうしたんじゃ?」


 ソラ「うーん、なんか分かんないけど、怒られてたみたい」


 あの少女は女将さんの娘さんだろうか。

 あまり他人の家庭の事情を考えるのはよそう。


 そう思い、ソラは爺ちゃんと食事を取ることにした。


 ……………………………………


 食事が終わり、片付けようと思ったけれど、

 なんだか凄く眠い。


 ソラ「爺ちゃん、私凄く眠い」


 にゃん吉「なんじゃ?ソラもか、疲れが出たのかの、わしも眠…い……」


 あれ?爺ちゃん寝ちゃったの?


 ソラ「爺ちゃん……じぃち…」


 ……………………………………


 にゃん吉「ソラ!おいソラ起きろ!」


 ソラ「ん…どうしたの?爺ちゃん」


 にゃん吉に起こされて辺りを見る。


 ソラ「あれ?ここどこ?」


 にゃん吉「なんかわしら捕まったようじゃぞ」


 ソラ「あ、なーんだ、夢かぁ、おやすみぃ」


 にゃん吉「いや寝るんかーい、って、夢じゃないわい!起きんかソラ!」


 ソラ「え?夢じゃないの?」


 にゃん吉「そうじゃ、現実じゃ」


 にゃん吉に言われ、

 ソラは身を起こし辺りを良く見る。


 ソラ「あれ?牢屋?!」


 にゃん吉「そうじゃ、食事に薬を入れられていたようじゃな」


 ソラ「えっ!?食事に?」


 にゃん吉「シッ誰か来るようじゃ」


 黙って気配を探ると、

 足音が聞こえる。


 だれ?


 少女「あ、あの…」


 あ、食事を運んできてくれた少女だ。


 少女「に、逃げて下さい」


 ソラ「え?」


 少女「ごめんなさい、私怖くて言えなかった」


 少女は涙を流していた。


 ソラ「ど、どうしたの?!」


 少女「ここは、子供狩りの宿屋なんです」


 ソラ「子供狩り?」


 少女「そうなんです、薬で眠らせて捕まえて、売るんです。ごめんなさい」


 あぁそうか、それで食事を持って来た時の行動だったのか。

 と、ソラは納得した。

 あの時は怖くて言えなかったけれど、

 今になって勇気を振り絞って助けに来てくれたという訳だ。


 少女「い、今開けます」


 カチャカチャと震える手で牢の鍵を開けようとする少女。


 ソラ「こんな事してあなたは大丈夫なの?」


 心配で思わず聞いてしまったソラだが、

 こんな事がバレたら大丈夫な訳がない。


 少女「は、はい大丈夫です」

 

「大丈夫な訳がないだろ!!」


 !!


 そこへ見覚えのある恰幅の良い人物が怒鳴りながら現れた。


 女将「このガキ!」


 少女「きゃあ!!」


 少女へ容赦のない蹴りが入る。

 蹴りを入れたのは紛れもない、

 あの感じの良かった女将さんだった。

 しかし今はまるで別人。

 悪魔でも取り憑いたような形相だ。


 その女将は少女の髪を鷲掴みにした。

 

 女将「お前はこっちだ!」


 少女「きゃあ!痛い、ごめんなさい!ごめんなさい!」


 ソラは何が起きたのか分からず、

 ただ呆然とするだけだった。


 女将は悲鳴をあげる少女を、

 牢の前の通路を引きずっていく。


 隣か、その奥なのか、

 ソラのいる牢からはよく見えないが、

 少女が引きずられて行くと、

 どこかで聞いたことのある、

 下卑た鳴き声が聞こえてきた。


「げぎゃぎゃぎゃ!」

「ぎゃっぎゃっぎゃっ」


 あの鳴き声は?!


 にゃん吉「なんと、ゴブリンを飼っておるのか?胸糞悪い」


 にゃん吉が言った。


 ソラの心臓が強く鼓動していた。 


 少女「きゃぁー!お願い!やめてー!!」


 女将「うるさい!お前はコイツらの餌食だ!たんまりかわいがってもらいな!」


  少女「いぃ嫌ああ!お願いぃ!!ぎゃぁあーー」


 少女の悲痛な悲鳴が響いたと同時に、

 ソラの中の何かが、


 ≪パリンッ≫


 まただ、あの時と同じ、

 ソラの中で何かが壊れる。


 にゃん吉「ソ、ソラ…」


 爺ちゃんの声が聞こえるが、

 すぐ近くにいるはずなのに、

 また遠くから聞こえてくる。

 

 ソラ「爺…ちゃん」


 怒りで我を忘れる寸前、

 遠のく意識で呟いた。


 にゃん吉「ソラ!意識を保て!それじゃ助けられる者も助けられないぞ!ソフィア!」


 今度はハッキリ聞こえた。

 ハッとした。

 ソフィア、そう、ソラは龍人ソフィアだ。


 遠のく意識を手繰り寄せ、

 荒れ狂う怒りの衝動で暴れたくなる気持ちを抑える。

 ほんの少しでも身体を動かそうとすれば、

 怒りで制御が利かなくなるところだった。

 

 ふうぅぅ…っと息を吐いた。

 心が、落ち着き始めた。

 暴れる怒りの感情で身体が熱い。

 でも頭の芯の部分だけが冷えるのを感じる。


 宿屋に入る前。

 腰に下げていた刀を、

 にゃん吉にしまっとけと言われ、

 収納魔法に仕舞い込んだ刀を取り出す。

 取り出した刀は既に鞘から抜かれていた。


 にゃん吉「ソ、ソラ、ソラじゃよな?」


 にゃん吉は少し心配気味のようだ。


 ソラ「うん、大丈夫」


 私は静かに答える。

 

 不思議とソラは落ち着いていた。

 相変わらず身体の中は憤怒の炎が燃え盛っていたが、

 冷静、いや、これは冷徹というのだろうか。

 しかしそれとは別の感情がある事も感じていた。


『少女を助けたい』


 その感情、想いが強くある事も感じる。

 

 ソラ「爺ちゃん、私は今どんな姿をしてる?」


 にゃん吉「髪は青味がかった銀髪、瞳は真っ赤じゃよ」


 ソラ「そう」


 にゃん吉「ソラ」


 ソラ「ん?」


 にゃん吉「それとな、お前は美しいぞ…」


 ソラ「ん、行ってくる」


 キンッ


 ソラは刀を静かに格子に向かって振った。


 ガランガランと激しい音を立てて、

 牢は牢としての意味を無くした。


 音に驚いた女将が声を上げる


 女将「な?!何事だい?!あ!あれ?!あんた誰だい?!」


 牢から出たソラを見た女将には、

 風貌が変わったソラが誰なのか解らないみたいだ。


 ソラ「あなたに名乗る名は無い」


 静かにそう告げ、別れの言葉をかけた。


 ソラ「さよなら」


 女将「え?!」


 ぼとっ


 どさっ


 先に首が落ち、醜い身体が倒れた。


 ソラ「次はこっちね」


 ゴブリンの檻を見ると、

 今まさに少女が乱暴な扱いをされるところだったが、ゴブリン共は異様な気配を感じたのか、

 ソラの事を瞬きも忘れて見ている。


 その隙に少女は抵抗してゴブリンから逃れて来た。


 少女「あ、あの、ごめんなさい…」

 

 少女にはソラが誰なのか分かったようだ。

 あちこち服は破かれ、

 肌も露わになり、

 顔は涙でぐしゃぐしゃだ。


 ――相当怖かっただろうに、

 この子は助けを求める前に私に謝ってきた。


 私は魔物を許さない。

 悪人を許さない。――


 ソラ「ゴブリン達、死になさい」


 ……………………………………


 少女「うわーーん、怖かったですーー」


 牢は地下にあって、

 ソラはゴブリンを退治した後に、

 少女を連れて最初に案内された部屋に戻っていた。


 その頃にはソラも元の平凡な姿に戻っていたらしく、

 少女は安心したのか、

 気が緩んで大泣きしていた。


 ソラはにゃん吉爺ちゃんに目配せした。


 にゃん吉「にゃ?」


 にゃん吉はソラ以外の人間がいる時は喋らないようにしている。

 今も目配せの意味が分からないでいるにゃん吉は、

 にゃ?としか言わない。


 ソラ「んもぉ、にゃん吉、女の子が泣いてるよ!あんた男の子でしょ!」


 少女「ひっく、ぐすっ、へ?にゃん?ずずっ」


 にゃん吉は、やっとソラの考えを理解したらしく、少女の膝の上にピョンと飛び乗った。


 少女「きゃっ猫ちゃん」


 ソラ「にゃん吉っていうの」


 少女「にゃん吉、可愛い、ふふふ、もふもふしてます」


 やっと笑顔になった。

 にゃん吉のもふもふは、

 何気に最強かもしれない。


 そして少女に抱きしめられるにゃん吉は、

 満更でもなさそうだった。


「にゃん」


 ………………………………


 夜が明けた。

 ソラ達3人は、一つのベッドで寝ていた。


 あの後、落ち着きを取り戻した少女と、

 いろいろと話していて、

 気が付けば夜明け近く。

 慌てて寝たのだった。


 少女の名前は「ニナ」と言った。

 ニナから聞いた話はこうだった。


 あの女将は、

 宿屋に来た家族連れや若い者をターゲットにして、売れなそうな男はゴブリンの餌に、

 女はゴブリンの繁殖に、

 そして子供は売り飛ばしていたのだ。


 定期的に何処からか怖い男達が来て、

 子供達は何処かに連れて行かれてたそうだ。


 ニナの場合は家出して来たところを、

 女将に脅されて働かせられていたようだ。


 ニナには、まだ帰る家があるだけ幸せと言えるだろう。


 ………………………………


 昼近くまで寝ていたソラ達は、

 ニナの用意してくれた食事をして、

 これからどうするかを話し合っていた。


 地下はまだ惨状が残っている。

 あのままにする訳にも行かない。


 ニナ「私、衛兵さんにちゃんと説明します」


 ソラ「一人で大丈夫?私はその、あの姿の事は内緒にしたいんだけどさ」


 ニナ「大丈夫です!まるで魔法少女みたいだったとか、パンプルピンプルって言いそうだったとか誰にも言いません!」


 ソラ「ちょっと何言ってるか分からないけど、内緒にしてくれるなら助かるよ」


 ニナはかなりマンガが好きみたいだ。

 ソラも昔、ホップステップとか言うマンガ雑誌を読み漁ってた時期あったのを思い出す。


 ニナ「もう行かれますか?」


 ソラ「うん、長居して衛兵さんに連絡するのが遅くなると怪しまれるからね」


 ニナ「ソラさん、本当にありがとうございました。私も頑張ります」


 ソラ「うん、ちゃんとお家に帰りなよ。それじゃね」


 ソラは宿屋を後にした。


 にゃん吉「しかしあれだな」


 ソラ「ん?」


 にゃん吉「今後このような事がまたあるかも知れん、その度にソラの変化を見られたのでは、大騒ぎになるかもしれんぞ」


 ソラ「確かにそうかも。どうしたら良いかなぁ」


 にゃん吉「変装するか?」


 ソラ「変装ねぇ」


 そんな会話をしてる二人の前に、ちょっと怪しげな店が目に入った。


 ソラ「仮面の店……」


 ………………………………


 後談


衛兵A「おい!こりゃぁどういう事だ?鉄格子が?!切られてる?」

衛兵B「先輩!こっちの女将?首の切り口がとんでもないですよ!」

衛兵A「ゴブリンも…こんなの見た事ないぜ…」

衛兵B「こりゃ相当な手練れですね」


衛兵A「君、どんな人だったかもう一度教えてくれないか」


ニナ「はい、それはもう大男でした。髪は銀髪、瞳は赤くて、まるでおとぎ話の龍人様みたいで、凄く強くて優しかったです。『小説を書こう』に出てくる魔法少…ヒーローみたいで、悪人を狩るハンターという感じ?」


衛兵B「あ、俺も『小説を書こう』読んでるぜ、ケンジロウ見たいな感じか?それとも異世界覇者か?」


 ニナ「いや、どちらかと言えばクリーミーラミみたいな?」


衛兵B「おいおい、それは『小説を書こう』じゃなくて『まんが読んでー』だろ」


 ニナ「あ、そうでしたね、てへ」


衛兵B「俺たち気が合いそうだな、ははは」


衛兵A「バカ、ふざけてる場合か、大男で銀髪の赤目でクリーミーラミみたい?パンプルピンプルとか言ってたのか?」


衛兵B「なんだ、先輩も読んでるんじゃないですか」


衛兵A「ま、まぁな、俺は『まんがホップステップ』派だがな」


ニナ「じゃぁあれですね、今大人気のアレ!」


「「「龍の玉!!」」」


 ニナ「そうそう!龍の玉に出てくる、超星人みたいに髪の色が変わるんですよ、凄く綺麗だったぁ」


「「髪の色が変わる??」」


ニナ「あ!しまっ…」


衛兵A「それがもし本当なら大変だぞ」

衛兵B「はい、大変な事です」


 ニナ(つ、つい、口が滑って…どうしよう)


「「アルティメット身勝手だな!はははは!」」


 衛兵さん二人は変なテンションになっていた。

 とりあえずニナは話しを合わせる事にした。


 ニナ「そ、そうなんです!アルティメット身勝手ですよ、あはは」


衛兵A「さしずめ、身勝手だから『我儘ハンター』と言ったところだな」


衛兵B「先輩、それあんまりカッコ良くないですよ、身勝手を変えて我儘って…くくく、俺なら駄々っ子ハンターかな」


衛兵A「駄々っ子かよ、はははは!」


 ニナ「かっこよくないですよ、アルティメットなんだから、『究極ハンター』とか?」


「「おお、そっちの方がカッコいいな」」


隊長「こら!お前達、何しとるかあ!!」


「「「ひっ」」」


 後から来た隊長さんと思われる衛兵さんに、

 凄く怒られてしまう下っ端の衛兵さん二人だった。

 

【読者の皆さま】


いつも読んでいただきありがとうございます。



小心者の私に、


↓ の★★★★★を押して勇気を下さい。


よろしくお願いします!




白村しらむら


↓ 作品一覧はこちら ↓

https://mypage.syosetu.com/1555046/


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