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片翼のユア~太陽の王女と白狼の民~

作者:月葉 凛
 かつて、魔法を操る神々の世界と、人間の世界は一つだった。ある時は神から与られ、ある時は神と契約を交わすことで、人間は魔法の力を預かることになった。そして、その魔法よって、人々は過酷な自然を生き抜くことができていた。やがて、二つの世界はバラバラとなって、神に与えられた魔法だけが人間の手に残ることとなった。
 そのような話が神話となりつつあるほどの長い時を経て、魔法が人のものとして、日常に溶け込んだ環境の中で人は日々の暮らしを送っていた。

 東の海に浮かぶ島・アスタリアでは、国王・ノクトが亡くなり、十四歳の娘・ユアが王女として即位することになった。しかし、まだ国を治めるには若すぎるとして、実際の国の政事は叔父であるネリアスが担うこととなったが、アスタリアは次第に軍国化していく。
 それから二年、ネリアスに男の子が生まれたことを知ったユアは、自身の身を守るために、アスタリアから抜け出すも、逃げた先で人狩りに襲われてしまう。そんなユアを救ってくれたのは、軍国化したアスタリアに集落を襲われたルアーニア人だった。
 ユアはアスタリア人がルアーニア人に残した傷跡を見て、自分の不甲斐なさと王女としての未熟さに苦悩しながら、ルアーニア人との交流を通して、人として、王女として少しずつ成長していく。
 アスタリアが再びルアーニア人の領地を攻めようとしていることを耳にしたユアは、ルアーニア人と共に立ち上がり、国を取り戻す決意を固めるも、アスタリアの軍隊は、ある魔法に手を染めていた。
 狂気に満ちた魔法が今、ユアとルアーニア人に襲いかかる。
1.1逃亡
2025/07/20 19:48
1.2逃亡
2025/07/20 19:48
1.3逃亡
2025/07/20 19:49
2.1戦いの果て
2025/07/27 14:46
2.2戦いの果て
2025/07/27 14:48
3.1母の最期
2025/07/27 14:49
3.2母の最期
2025/08/03 17:33
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