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異世界転生?

他のエピソードも基本今のところ学校内のエピソードですがちょっと説明不足か?と気づいてしまいました。

できるだけ読みやすくしていくのでよろしくお願いします。

 


───さおりの部活終わりを待つ放課後にて───




「ふー、どっこいしょ」


「この花壇のベンチ汚ねえなあ…掃除してんのかな……」


「中庭あちぃな……はー、……さおりを待つかー…………」


 パシャッ


「よし、いつのも写真もLINEで送った……」



「……ん?」


「んん!?なんだこの虫は?しっしっ!!」



「……なんだよ……なんでそんなにまとわりつくんだよ!」



「はぁ!?なんだこいつ!?肩に乗ったり頭に乗ったり……まるで私の使い魔じゃねえか!?気持ちわりぃ!!お前と契約した覚えねえええぞ!!」



「くそぉ、私は何考えてるかわかんねえ生き物苦手なんだよぉ!こえええんだよぉ!」


「ぐぅぅ!契約破棄!契約破棄!だめだ!手刀で殺そうにも動きが早すぎて捉えきれねえっ!!」


「六根清浄!六根清浄ぉぉ!」

「ぐぬぬぬ、六甲のおいしい水攻撃でもだめか!これは逃げるしかねえ!!」


「ハァハァ、ええ!?嘘だろ!?なんだぁこいつはぁ!!!まだついてきてるし!!」


「なんなんだ敵か?人類の敵が攻めてきてんのか!!?」

「地球は狙われていて私が最初の標的とかなのか!?」

「お前は敵か味方どっちなんだ!!?」


「ハァハァだめだしんどい……建物の中に入ってもまだいやがる……まるで意思を持って付きまとってるみたいじゃねえか」

「……もしかして喋るんじゃねえだろな……うわあ想像しただけで気持ちわりぃ!!」


『ご゛主゛人゛様゛!!な゛ん゛な゛り゛と゛ご゛命゛令゛を゛!!』


「うわあああああ!!!ほんとに虫がしゃべってる!!!」



「まじかよぉぉ……どうなってんだよ……虫が喋るってもしかしてこれ現実世界じゃないのか?……ファンタジー世界ってやつか!?」


「いつの間に異世界転生しちまったってことなのか!!?私が死んでたってことだろ!?学校ごと異世界転移したってのか!?あんまりだろぉ……あんまりすぎるだあ!!!」


「うおおおおお母さあああん!!お父さああああん!!!」

「昨日勝手にお母さんの柿ピーをピーナッツだけ食べてごめん!!」

「父さん足臭いからってメープルシロップかけてごめーーーん!!」


「先だってしまった私を許して!!兄ちゃんは死ねぇ!!!」


「アイスモナカ食いたい!!!カレー!!餃子!!母さんが握ったおにぎりぃぃいいい!!!」



「ちょっと先輩落ち着いて!!」

「現実!紛うことなき現実ですよ先輩!!ここいつもの学校だからそんなに泣かないで!」




「へ!?あ?う?さ、さお!?り?」


「……わ、わたし虫苦手であいつら何考えてるかわかんないのがキモくて……めっちゃ追跡されてて……使い魔がしゃべるし……」


「先輩、はいはいよしよし怖かったねえ」



「頭撫でんな!!私先輩だぞ!!2学年年上だぞ」


「この状況で先輩としてのプライド守らないで甘えていいんですよ」


「うるさい!うるさい!」



(あー先輩、感情昂っちゃってるなあ)


「先輩のそこそこ好きなチーズマヨおかき持ってますよ」


「わーい!さおり大好き!」


「うふふ……」(事なきを得ちゃった!!)



「ふー、落ち着いた。しかしなんだったんだあれは

 ……なんで喋ったんだ。異世界の魔物……もしくは侵略者、はたまた宇宙人!?

 ……私知らず知らずにベントラーベントラースペースピープルしてたのか」



「いやいや、どう考えても私の声だったじゃないですか。ほんと意味わからないですね先輩。

 先輩よくわかんないのいつもですけどね(笑)」


「今日は羽虫がちょっと多いですね。

 気温高いし湿気が気持ち悪いですし。

 それに先輩O型だから蚊とかに血吸われやすいですし」




「……は?」


「え?」



「さおりお前は人類の敵か?そして私の敵なのか?」




「ち、違います違います!ただ蚊にアテレコしただけです!!」


「お前やっていいことと悪いことがあるぞ」



「ごっごめんなさい……ほんとごめんなさい」


「貸し1だな」



「は、はい!」



「………………」


「…………」

(先輩怒らせちゃったかな……)



「……………………いやごめん。冷静考えるとこれさおりなんも悪くねえな……ほんとごめん。

 ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛黒歴史!」


「先輩……疲れてるんですよ。アイスモナカ奢りますよ」


「さおり、……さおりは私の天使だな」




読んでくださりありがとうございます。

中庭の花壇から始まるアホ話でしたw

ちょっと推敲足りなかったかもしれませんすみません。

賞も応募したんでよろしくです!

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