異世界No.2―ノクターナル―プロローグ
プロローグです。なので2話連続投稿です。
常夜の世界―ノクターナル―……。
夜の父神と大地の母神に空を司る子神によって均等を保っている世界。
四つの国に分かれ、四人の王と側近たちによって納められている。宗教は全ての神を讃えるノクタール教団ただ一つ。
父神から姿を与えられ自然と共存する獣人族。
母神から姿を与えられた強靭な身体を持つ竜人族。
空を司る子神に姿を与えられた平和を好み自由を愛する蝶人族。
そして、誰にも姿を与えられなかったヒューム族。
各々の種族に国があり、王がいた。
しかし、人の常として戦いや争いは小さくとも存在していた。
とある若者が偉大な功績を讃えられた……そんな物語の少し前……物語の核心を握る者が静かに生まれるのだった。
何をイメージして書いているか分かる人には分かると思います。とはいえ、雑な書き方、ゴチャゴチャと色んなネタも入ってるのでこれと言って断言できないかもしれません。
ヒントは「膝に矢を受けてしまってな……」のモトネタです。
あんな感じで残酷・血流表現をマイルドにした感じです……多分。
でも我が家の主人公はその世界では脇役ですがね。それにエルフもオークもいませんけどね。




