第4話【楽屋裏トーク】
――ピツ、と配信終了の電子音が鳴り、控室に静かな空気が流れる。
モスト:「ハロー、画面の向こうで私の物語を読んでくれたガイズ。本日は少々、筋肉の話が重たかったかもしれないな。」
いつものようにプロテインシェイカーを振るモストだったが、その手はどこかゆっくりだった。
そこへ、受付嬢ひよりがお盆に湯気の立つ温かいお茶を乗せてやってくる。
受付嬢ひより:「モストさん、お疲れ様です。」
静かに湯呑みを差し出すひより。
受付嬢ひより:「……モストさんって、本当に誰かに頼るのが苦手ですよね。」
モスト:「はっはっはっ! 筋肉とは、一人で鍛えるものだからな!」
受付嬢ひより:「そこですぐ筋肉に例えないでください。」
思わず苦笑するひよりだったが、その表情はすぐに優しいものへ変わる。
受付嬢ひより:「でも……たまには誰かに頼ってもいいんですよ。」
その一言に、モストは少しだけ目を細める。
モスト:「ありがとう、ひより嬢。だが私は、多くの人を守る盾でありたい。その想いだけは、昔も今も変わらない。」
受付嬢ひより:「……はい。でも、盾にも磨いてくれる人は必要ですからね。」
一瞬だけ静寂が流れる。
やがてモストはいつもの豪快な笑顔を浮かべ、プロテインを一気に飲み干した。
モスト:「よし! しんみりするのはここまでだ! 筋肉も心も、鍛えた後はしっかり休ませることが大切だからな!」
受付嬢ひより:「最後だけ急にいつものモストさんですね。」
モスト:「ガイズ! もし今回の物語を楽しんでくれたなら、ぜひ【ブックマーク】や【評価】で応援してくれると嬉しい! 君たちの応援は、私だけでなく、この作品を支える最高の力になる!」
受付嬢ひより:「次回新・第5話 『受付嬢ひより、胃がキリキリ痛む推し活報告業務日誌』:『「お願いですから、まともに避けてください……っ!」』ぜひ見てくださいね?」
モスト:「ん?推し活?」
受付嬢ひより「な、何でもないです!!!!」
モスト:「グッドバイ、ガイズ! また次回の筋肉パトロールで会おうではないか! モーストォォ・マスキュラァァァアップ!!」
――バシィィィンッ!!
受付嬢ひより:「だから最後にポージングしないでください! またカメラが壊れますーっ!!」




