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プロローグ1

そうそれは


「ねえ、プレイヤーのみんな」


大切なものを失いたくなかったぼくらの


「僕とゲームしないかい?」


大切なものを得るための冒険だった


「君達の大切な記憶をかけて」


そしてその始まりは


「欲しい物を得ないかい?」


ゲームの中に1人のNPCが現れたことだった……







------------------------------








ヒュン、ズシャ、バタッ。

薄暗い城の中で風を切るような小さな音がしたあと、大きな黒い人型の―モンスターであるブラックデーモン―が倒れた音がした。


「ふう、こんなものかな」


少年は、アイテムウィンドウを開き、確認しながらつぶやく。


「おお、よし、依頼された量は手に入ってるしそろそろ戻ろう」


確認しながら、この後の予定はと考え


「まあ、今日は祭りだしな、あいつらのところで冷やかしながら話すのもいいだろ」


そういいながら、少年はアイテムの中から、帰還の葉を使用する。


「帰還、エルスメディアへ」


少年は光に包まれた。








------------------------------








「わー、すごい人だね、姉さん」


少女はそう話しかけ、


「そうね、すごい人だわ」


もう一人の少女がそう答える。


「ねーねー、あれ見てよすごいパレードだよ」


そして、少年がこういえば、


「ほんとだわ、すごい・・・・・・」


「すっごいな~綺麗だな~」


それに少女達が共感する。


「でも、今日の目玉はあれじゃないわよ、さあ早く広場にいきましょう」


「ええ~、もうちょっと見ていこうよ~」


「そうだそうだー」


「はいはい、わかりました、ゆっくり見て回りましょう。

でも、見すぎて、メインが見れなくならないようにちょっと早足でね」


「はーい」


「やったー」


少年と少女達はそう答えながら都を歩いていく……








------------------------------








「ハアッ、セイッ」


少年はテンプルゴブリンに対し、二連撃を行う。


「グオオオォ」


テンプルゴブリンは表示されているHPバーが1割を切り込み、さらに、その攻撃により仰け反り、痛みからの叫び声を上げる。


「トドメだぁぁ!」


そういいながら少年はスキル<狂気なる大撃(ルナティカルブレイク)>をテンプルゴブリンにたいして放つ。


「グオオオォォォォ」


断末魔を上げながら、テンプルゴブリンはゆっくりと力を失いながら倒れていく。


「はぁー、なんだこの程度か、期待して損した」


少年は大きくため息をつきながらつぶやく。


「このダンジョン敵が強いって噂だったんだけどな……仕方ねえ、一度戻るか」


そういいながら、少年はアイテムの中から、帰還の葉を使用する。


「帰還、エルスメディアへ」


少年もまた、光に包まれた。







------------------------------








一面の草原の上に一人立つ少年は誰かに話しかけるように、


「ショウ、キミもこんな光景を見ているのかな……暗い暗い闇の中で、キミが大好きだった草原を……」


そうささやきながら、右手のミサンガ―在りし日のミサンガ―を右腕ごと握り締め、遠くを見つめる


・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・


30分もそうやって居ただろうか、


「帰ろうか、エルスメディアへ」


少年はそう言うとゆっくりと振り返りながら歩き出した。







------------------------------








薄暗い部屋の中、一人の少年がおきだした


「こ、ここは、どこだ…」


少年はカプセルのようなところから、何かを確かめるようにつぶやく、


「おれは、だれだ…?」


そこに一人の男が部屋に入ってきて、驚いた。


「おや、これは驚いた、まだ始まってもいないのに、自我が目覚めたなんて」


「じ…が…?」


「そう、自我さ、自分が自分であると認識できること」


「ん…よく、わからない…」


「そうだろう、まだ君は生まれたばかりなのだから…

ちなみに、ここは生誕の魔、NPCが生まれる場所さ」


「生誕の魔・・・」


そういいながら少年は起き上がろうとする。


「そう、生誕の魔だよ、ああ、まだおきなくて大丈夫、寝ててごらん、

そうすれば、知識が自然と入ってくるはずだ…」


「ん、わかった」


そういいながら少年は眠りに付く、


「ふふふ、コレは面白い、そうだ、この子もプレイヤーに混じらせてゲームに参加させよう、面白くなるぞ~」


そして男はそうつぶやきながら、部屋を出て行った。

モンスターネーム、スキルネーム、キャラクターネームは適当です。

何か矛盾していたり間違っていたら、教えてもらえるとありがたいです。

その他の指摘や、ご感想もいただけるとうれしいです。

ただ、作者は豆腐メンタルなので嵐とかは、やめていただけるとありがたいです。

あ、プロローグは続きます、まだ最初の場面にもいってないので・・・

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