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SNOW WHITE PRELUDE -白雪姫の輪舞-  作者: 二ノ宮純
終章 「次なるINTERLUDE」
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終章 「次なるINTERLUDE」

理事長室は、いつものように静かで落ち着いた空気に包まれていた。


ミリー・マーキスは椅子に深く腰を下ろし、

優雅に紅茶を啜っていた。


「よろしいのでしょうか?SNOW WHITEを観に行かれなくて」


ドロシーが心配そうに尋ねる。


「えぇ、大丈夫ですよ」


ミリーは穏やかに微笑み、

カップをソーサーに戻した。


その瞳には、深い思慮と、

静かな期待が宿っていた。


「あなたは行くのでしょ?ドロシー」


「はい」


「ドロシー、ひとつお使いを頼みます」


ミリーは机の引き出しから、

3通の封筒を取り出した。


白い上質な紙に、丁寧に封蝋が施されている。


「これを郵便に出してきてください」


ドロシーは封筒を受け取り、宛先を確認した瞬間、

目を見開いて驚愕した。


「これは……!?」


封筒に記された名前は、

どれも彼女にとって聞き覚えのある“場所”だった。


ミリーは静かに微笑んだまま、

紅茶の香りを楽しむように目を細めた。



「流星たちをさらに超える為に、“彼女たち”の力をお借ります」



その言葉は、理事長室の静寂に、

静かではあるが確かに重い響きを持って落ちた。



これからから始まる新たな時代——

第105代エーデルたちが生み出すSNOW WHITEを、

さらに高みへと導くための布石。


理事長室の窓から差し込む陽の明かりが、

3通の封筒を淡く照らしていた。






少女たちは星と交わり世界を知る。

それは、まだ少し先の物語——。



「SNOW WHITE PRELUDE – 白雪姫の輪舞 -」 完


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