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なんでだぁぁぁああああ!!??

何だろう。全く進みません。もっとがんばろう。

今回も読んでくださり、ありがとうございます!!

 うわぁ~、まさかここまでとは。

 いやぁ~血は抗えないって本当たったんだなぁ~。

 私、一応世界的に有名なんだけど。それに、一度だけ会ったこともあるのよ? 実は影薄かったのかなぁ? 私。


 まぁ、確かにね? 最近――と言うよりここ10年ほど――人前に出ていなかったわよ? 10年前から2・3回? くらいかしら?

 それ以外で、私を見たことあるのってマリアと家族(血のつながりがあるなしかかわらず)とあいつくらいよね。私、部屋に引篭っていたから。


 でもね? 勘違いしないでほしいのだけど! 決して自分から引篭ってた訳じゃないのよ!? あいつに監禁まがいのことされていたのよ!! いや、正確には軟禁なんだけれども!! そこは、問題じゃないの!! 問題なのは、何で私のことなのにあいつに指図されないといけないのかってことよ!! ああ! 思い出しただけでもムカついてきた!!


 あ、スミマセン。話がそれました。話を戻しますね?


 では。私、フェイドン公爵に会ったの。

で、見事に異世界人だと思い込まれましたぁ!!


 その時のことを振り返ってみたいと思います!






「お父様? こちらが異世界人のマリアさんよ。さっき、お目覚めになられたの」

「はじめま――」

「おお! そなたが、あの時倒れられていた方か。まさか、異世界人だったなんて!!」

「助けていた――」

「そうなのよ!! 私も、異世界人にあえるなんて夢みたい!」


 あの? 人の話、聞いてもらえます? 遮らないでいただきたいのですが。


「そうかそうか、それにしても本当に金髪に血のように赤い瞳なのだな。あの、一族の方みたいじゃないか」

「そうなの! コレ、地毛なのよ!? 引っ張っても、取れないの!! まさしくコレが異世界人だって証拠なのよ!!」


 あんた何してくれてんじゃぁぁぁああああああああ!!!!!!!!

 髪を引っ張っただと!? 地毛かどうか確かめるのに何で引っ張る必要があるのよ!! 髪を染めているかどうかなんて引っ張ったところで分かるはずないじゃない!! この世界には、カツラと呼ばれるものは存在しないのよ!?

 そして私の瞳の色を"血のように"なんて物騒な例えをするなぁぁあああ!! それ、私のコンプレックスだから! 毎回毎回"あの子のあの瞳、血みたいで怖いわぁー"て言わながら、怯えたような目で見られてみろ! 絶対にトラウマになるから!!


「そうだな。それが何よりも証拠だ。マリア? そなたが王都に行くまでは私の屋敷で暮らしてくれてかまわない。自分の家だと思ってくつろいで行ってくれ」

「ありが――」

「王都? どういうことなの? お父様??」

「何だ? カタリナは知らないのか? 異世界人は、王都に行って王様に挨拶に行かねばならない」

「そんなっ!! なら、私はマリアさんとお別れしなければならないの!?」

「そうだな。しかし、挨拶が終わったらその後はマリアの自由だ。ここで暮らしてもらったらいいじゃないか」

「そんな――」

「そうね! それなら、さっさと王都に行って挨拶してきましょう!! それじゃあ、お父様。さようなら!!」

「あぁ。さようなら、カタリナ、マリア」






 

 …………うわぁ、私。喋ってねぇぇええ!!!!????

 なんなのよ!? 人の話くらい聞きなさいよ!!

 て言うか、何で私何も喋ってないのに異世界人だって思われてるの!? 確かに、そう思われないといけないけど!! それにしても、思い込み激しすぎるのよ!!

 それから、何で、私のこれからをあんたたちに決められないといけないわけ!?

 私は、どこに行っても自由がないのかぁぁぁあああああ!!??




 と、ごめんなさい。取り乱してしまって。何だろう、今回は謝ってばかりね。


 さて、私は王都に行くことになり、今はその準備中です。

 なにやら、カタリナ様が私が王都にいけるように手配してくださっているみたいで、ただいま一人で部屋に待機中。

 そう、一人で。ひ・と・り・で!!!!

 なのに、なぜかしら? 公爵様と会ったことを思い出していたらいつの間にか夜になっていて、なぜか部屋に人が居たのだけれど。

 暗くて、顔が見えません。






 いつから居たんですかぁぁぁあああ!?


 てか、まず、どちら様ですかぁぁぁああああああ!!!!????


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