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私を捨てた国のその後を見守ってみた。  作者: satomi


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第19話


 市井でも皇帝夫妻は美男美女というようで評判みたいです。安心。子供達のこともそれぞれに推してる子がいるみたいです。

「私は断然ビリー皇子推しよ!だって第1皇子だし、将来は皇帝になるのかしら?頭脳明晰って噂ですし」

「私は第3皇子のエリック様推しよ!騎士でお強いんでしょ?頭脳明晰もいいけれど、やっぱり守っていただきたいというか……」

「わかるけど、私は第2皇子のマシュー様推しね。何カ国語も話せるんですもの。どこに行っても生活できるわよ」

「なぁ、お前ら市井の町娘が何を話してるんだ?」

「「「どの皇子推しかよ?」」」

「…?」

 容姿について誰も何も言わないのは皇帝と皇妃の子だから絶対美男のはずだという自信があるから。

 実際皇子たちが皇城から姿を見せると、黄色い声援が飛ぶ。

「俺も若い頃はなぁ…」

「自分の子供に何を言ってるんですか?」

 私はしっかりと子供を妊娠しました。ウォルス様は本当に皇女が欲しかったようです。

「レナに似た、しっかりとした可愛い美人な子が産まれるといいなぁ」

「そんなことばかり言ってると、マーク兄さまのお店で働くような子が産まれるかもしれませんよ?」

「む、それは皇室的に困る。俺自身は容認するが、世間はどう見るかわからないからな」

 家族としてはOKだけど、皇室としては△ということかな?


「それはそうと、アルロジラ王国から話があったんだが、うちの子をアルロジラ王国の王配にって話だ。年齢も近いしな」

 そう言えば年齢も近い。3人とも優秀だから手放したくないんだよねぇ。

「俺もな、3人は優秀だからこの国から出したくないんだよ。そこで、今レナが妊娠してる子だ。男の子だったら王配にどうかな?と思ってな」

「いいですけど、本人の意思もありますし。あと年齢がちょっと離れましたね」

「それがネックなんだよなぁ」

「ですよね。でもこの話はいいですね。お受けしたいわ。適任者がいないけど」

 ビリーは後継者だからダメ。マシューは何カ国語も話せるから、ビリーの右腕になってほしいからダメ。エリックは強いし、情報屋になる野望をもってるからダメ。

 お腹の子、女の子だといいな本当に。



 私のお腹からは奇跡的に女の子が生まれた。

 ウォルス様は感動のあまり泣いて喜んだ。

「ほら、見てごらん。この紫色のアメジストのような澄んだ目もレナのよう。必ずや美人に育つのに間違いない。そうだろう?」

 周りの助産婦さん達に賛同を求めてるけど、皇帝に「いや、そんなことはないですよ」とか言える人はいないでしょう?


 この子はシンシアと名付けられた。

 アルロジラ王国には事情を説明し、王配は無理だと伝えた。

「いや、私でも同じ決断をしただろう。やむを得ないだろう。同盟を強くしたかっただけの事だ。気にしないでほしい」

 との言葉をいただいた。


 泥船も立派な客船になったみたいだし、今の私は幸せ一杯です!



END


泥船からの豪華客船でした。レナちゃんも幸せそうで何よりです。ハッピーエンド万歳!


皆様、読了ありがとうございます‼

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― 新着の感想 ―
3人の皇子達は立派に成長し、市井では、それぞれに推し活してる女子がいて、皇城から姿を出すと黄色い声援が上がるだね。それはそうと、アルロジラ王国から王配の話しがあったんだね。但し、優秀な三兄弟は手放せな…
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