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【第二部 第4話 竹林の罠】

「増やすか」


佐吉が言う。


竹林を見ながら。


「簡単じゃねえぞ」


新之助が答える。


———


竹の子。


数はある。


だが——


「取りすぎると、終わる」


地元の老人が言う。


沈黙。


———


(資源は無限じゃない)


———


「決める」


新之助は言った。


「……何をだ」


「取る量だ」


———


ざわめき。


「制限するのか」


「ああ」


———


「守らなきゃ、終わる」


短く言う。


———


さらに。


「管理する」


「誰が、どれだけ取ったか」


———


数日後。


変化が出る。


無駄が減る。


質が安定する。


———


「……いいな」


商人が言う。


だが——


「増えねえ」


沈黙。


———


(量と質)


(両方必要だ)


———


新之助は、山を見る。


(まだ、あるはずだ)


――続く

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