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自殺未遂 輝き
冬も明け桜が色付いてきた頃の夜
全て投げ出したくて外に出た
寂れた田舎に大きい建物は少ない
だがそれでもなるべく人の少ない団地を登った
階段を登る度にあぁこれから死にに行くんだなと思うと
足取りも呼吸も重くなった
屋上まで来た時夜はさらに夜となっていて
田舎は人が少ないもんだから
古い街灯のやけにぼんやりとした光がキラキラと目立っていて
とてもとても眩しくて
死ぬ気が薄れてしまって
とぼとぼと暗い夜道を歩いて帰った
だけどきっと
蛍の光でも眩しかったんだと思う
あぁ自殺未遂で終わってしまったな




