1話 分かるのはどん底に落とされた事
初めましての方は初めましてチカフジアースです
恋愛系のを書いてみました、是非見てください
僕は、幼馴染の恋人がいます。
僕こと『八代 優斗』高校一年生・・・いや、もうすぐ二年生になる
幸せな日々を送れていると思う、彼女は勿論だがクラスメイトからも良好な関係だと思っている
彼女・・・『春山 愛佳』は学校では勿論、他校の方でも噂されるほどに可愛い。黒髪ロングで身長は155センチ、僕より低いながらスタイルが良いから通りすがりによく異性の気を引いてしまう。ちなみに僕は170センチだから15センチも違う
幼稚園の時に将来結婚しようと約束している、僕は絶対に愛佳を幸せにすると誓う
クラスのみんなは最初愛佳を狙っていて、男はムンクの叫びのような顔、女子は恋バナが好きなのか興奮したように僕に迫って来て根掘り葉掘り質問して来た
それから僕はクラスのみんなから応援してもらっている、嬉しいなぁ
「おーい、優斗〜!土日遊ぼうぜ!」
「カラオケ行こ、私久しぶりだから楽しみ〜」
「女子も行くから、春山さんも誘って行きましょう」
クラスのみんなが休みの日に遊びに行くみたいだが、僕は大切な用事があった。
二月二十日。愛佳と付き合い始めた日なのだ、だからこの土日のニ日間は彼女とずっといる。毎年の行事のひとつと言っていい
「ごめん、僕は彼女と過ごすんだ」
「そっか〜残念、また誘うから来てくれよ」
「ありがとう『相馬』、『江美』と『薫子』もありがとう」
最初に話してくれた男は『中川 相馬』。このクラスで初めて友達になった男で、優男と言っていい人だ。
茶髪で顔が整って笑顔が良く似合う男だ、少し羨ましいなぁと思う。身長は僕よりやや高いくらいだ
次に話しかけて来た女子は『佐渡 江美』、元気っ子で色んな人と友達を作るのが趣味と本人が言っている。ポニーテールで身長は僕よりやや低いくらいだが運動神経が高い
最後は『立花 薫子』、成績優秀でクラスで一位。メガネをかけていておさげがよく似合ってる、身長は江美より低く愛佳より高いくらいだ。カラオケとか行かない感じだがみんなに押し切られたな・・
この三人とはよく話す、男同士の時は勿論相馬だ。江美は運動の事で話したりして、薫子は勿論勉強だ
「何の話をしてるのぉ?」
「愛佳、いや次の土日遊びに誘わられてね」
「あぁなるほどね、三人ともごめんね。土日優斗と一緒に・・・」
「優斗から聞いたよ」
「楽しんできてね」
「ありがとう、優斗〜楽しみだね」
「うん!」
一年の楽しみの一つでもあるから本当に楽しみだ、そして土曜日を迎えた。準備をしていた時に連絡が入った・・・愛佳からだ
〈優斗ごめんなさい、今体調崩しちゃって今日はいけないです。次の機会にしてほしい〉
連絡が来てすごく残念だった、ここのところ体調を崩しやすいから本当に心配になる
僕は〈大丈夫?看病に行こうか?〉と言ったが断られた、熱が移ったら申し訳ないからと言われたから
土日が暇になってしまったからどうしようかなと思って、ふと外出しようと思った
母と妹の『花』に今日の事を話したらお使いを頼まれたのでついでにという事で僕は外に出た
電車で五駅ほど乗って人が良く集まっている所に来た、今は十一時くらいだから遊びに来てる人が多い
一人で歩くのも悪くないな、そう思ってた・・・そして僕は・・信じられない光景を見た
「え?・・・・・あ・・・愛佳?」
「え?・・・ゆ!優斗!何でここに?」
「ん?誰だい君?」
愛佳が男と歩いていた、確かこの人は『八田 将吾』二年の先輩で女子から良くモテると言われている。黒髪で僕よりややガタイがよく、身長も180センチ以上ある
どうして先輩といるんだ?
「どうして八田先輩といるんだ?愛佳?」
「そ、それは・・その」
たじたじとしている、どうしてちゃんと答えてくれないんだよ
「今日体調は崩しているはずだよね・・・嘘ついてたの?」
「・・・」
愛佳は顔を下に向けて黙っている、どんどん顔を青くして・・
「ねぇ君、彼女を問い詰めないでくれるかな?怯えているじゃないか」
「え?」
「大体君は愛佳の何なんだ?」
僕は八田先輩が何を言っているか分からない、だって彼女は僕の・・・
「僕は八代優斗です!そこにいる春山愛佳は僕の彼女です!」
「・・・あぁ君が!良く愛佳から聞いてるよ。『重くて面倒くさい男』だって」
「・・え?」
この人は何を言っているんだ?愛佳がそんな事を言うなんて、僕はどんどん壊れる音が鳴り響いている
「だってそうだろう?今時記念日やら特別な日は二人だけでずっといようとか言ってさぁ、愛佳も言ってたが俺も流石に気持ち悪いと思ったよ」
笑いながら言われた
「愛佳が可哀想だよ・・・悪いんだけど別れてくれない?二度と愛佳に近寄らないでよ、その方が愛佳の幸せになるんだからさぁ」
こんなに辛い事があるのか?僕は激昂して
「ふざけないでください、僕は別れる気はありません!。ねぇ愛佳・・・約束したよね、将来結婚して幸せになろうって言ったじゃん」
「・・・」
「何か言ってよ愛佳!」
愛佳は黙っている、そして僕はいきなり腹の痛みが襲った「ガハァ!」と変な声も出ていた
僕は先輩に腹を殴られたようだ、僕はしゃがみながら腹を抑えた
「いい加減にしてくれよ!君はどれだけ彼女を苦しめれば気が済むんだい?」
「っ!くぅ!」
「睨んでも何にもならないよ・・・そうだ!愛佳に決めてもらおう」
愛佳が驚いて僕と先輩を見た
「愛佳が決めてくれ、俺は君を大切にするし、ちゃんと君のこと考えているつもりだ。だけど彼を選ぶならそれでも良いよ、俺も諦めるからさ」
僕も愛佳を見た、愛佳が浮気をしたとしても僕は君が大好きだ。それに僕は君に言った『絶対に幸せにするって』、僕は君に誓った。お願いだ愛佳・・・
彼女の答えは
「・・・翔吾さんが良いです、あなたがいい」
僕のこれまでの思い出やこれまで彼女にしてきた事全てが崩れていくようだ、先輩は悪意に満ちた笑顔を浮かべた
「ならもっと言ってあげた方がいいよ愛佳」
愛佳は震えながら僕に
「いつも私を思ってくれてたけど、正直優斗が重くていやだった。高校を入学してから友人にその事を相談したら翔吾さんを紹介してもらって相談相手になってもらったの。優しくしてもらって、それが嬉しくて・・・嬉しくて。話していくうちに好きになっていったの、それに優斗にはない刺激的な経験を教えてもらったり新鮮で楽しかった、だから・・・だからもう私に関わらないでください。私は優斗と相性が合わなかった、私は翔吾さんと幸せになるから・・・ごめんなさい」
一年経たずで僕との思い出は砕かれてしまった
「嘘だ・・・嘘だと言ってくれよ!」
「ヒィ!」
大声を出してしまった、そして愛佳もびっくりしたようだ。普段はここまで強く言わないから、そして僕は殴られた、今度は頬を
「だからさぁ、怯えてるじゃん。いい加減にしてくれよ、君も諦めを覚えた方がいいよ?・・・愛佳、もう行こう、こんな奴放っておいてさぁ。君と愛し会いたいんだ」
そして二人は行ってしまった、僕は倒れた状態で愛佳を見た。彼女は申し訳ないような顔をして行ってしまった。
僕は、絶望感を味わった
好きだった、本当に愛していた
僕は・・・恋人を失った
いきなり絶望的な感じで始まりましたがここからどうなっていくのか・・
楽しみながら見ていってください




