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第3章 第2話 鐵角薫

「RePurge特別編 緊急対談です。」



司会の浅沼蒼一の声が響く。

スタジオにピリピリとした緊張感が走る。皮膚が全て神経になったようだ。


大崎若菜は浅沼の隣に立ちそう感じていた。


浅沼の表情もいつもより硬く見える。それは仕方がないことなのかもしれない。何せ今日のゲストは二人。


その二人ともがRePurgeと因縁浅からぬ。

と、いうかRePurgeの産みの親とその申し子、みたいなものなのだから。



そう一人目のゲスト、そして今回のホスト役。



「それでは一人目の討論者、我が大和テレビのボス、東堂勝吾です。」



浅沼が大きな手ぶりでスタジオにセットされた階段を下りてくる東堂を紹介する。


異例だろう、少なくとも若菜は聞いたことがない。

メディアの社長が自局の番組で誰かと対談するなんて。



又、反響凄いんだろうな。沢木真帆の苦悩が目に浮かぶ。



浅沼の大げさな紹介に若干苦笑しながら東堂はスタジオ中央にセットされた応接セットに腰掛ける。背中は付けず胸を張った彼は青味のかかったスーツも相まって正にビジネスマンという風情だ。






【マジか東堂社長出たよこれ】

【これ相手誰?討論なるの?】

【怖いもんね東堂さん】

【ばっか、記者会見の時の東堂の笑顔見てみろよ。可愛いぞ?】

【観てみたら死ぬ程怖えじゃあねえか!!!悪魔かあれ】



東堂はテーブルの上に置かれたディスプレイを観て溢す。



「傷つくな。」



【ほら、社長傷ついちゃったじゃねえか】

【あれ、東堂キュン、あれ?】

【騙されるな皆、これは東堂の罠だ。】



「そしてもうお一方、先日の選挙で新人ながら圧倒的票数を獲得され豊後県知事に就任されました。」




【おお?】

【え、マジ】

【キタキタコレ、神回確定演出】



「鐵角薫、豊後県知事です!」



浅沼が東堂の時より更なるオーバーリアクションで鐵角薫知事を紹介する。




【浅沼ってこんなだっけ?】

【ヤケクソ感凄いな。】

【彼も勤め人なんだよ。】



鐵角はにこやかに手を振りながら階段を下りてくる。東堂とは違いライトグレーのスーツでカジュアルに決めた鐵角はその人たらしな笑顔で東堂の元に近寄る。


立ち上がって鐵角を迎える東堂もまた笑顔ではある。

二人はカメラに向けて握手をする姿を見せる。




【ええもんとわるもん感が凄いな】

【解:どっちもわるもん】



「この度はおめでとうございます。今日はお忙しい中、態々有難う御座います。」



「こちらこそ、お招き有難うございます。私の政治家への道を指し示してくださったのはRePurgeです。RePurgeや東堂さんに呼ばれたら時間の許す限り参加させて頂きますよ。」



にこやかに東堂に返す鐵角。



「忖度しませんよ?」


涼やかな目で鐵角に返す東堂。



「お手柔らかに。」


にこりと微笑む鐵角。



「それでは、お二方ご挨拶も交わされたところで、本日の議題を討論願います。議題は地方政治の腐敗について、です。それではホストの、弊社東堂から。宜しくお願いします!」



浅沼が番組の進行権を東堂に譲り渡す。



あー緊張する、なんであんな二人オーラ出しまくりでいるの?仲悪い?仲悪いの?

浅沼は一旦のお役御免とばかりにフレームアウトして水を口にする。



「それでは。」


東堂が口を開く。



「先ずは先程もお伝えしましたが、この度は誠におめでとうございます。

正に圧勝という結果、県政の改革も県民の負託もあり進めやすいのでは?」



「いえいえ有難う御座います。私も先程述べましたが、今回私が県知事選に出馬したその経緯こそが、地方政治の腐敗。


そしてその後押しをしてくださったのがRePurgeの初回放送なのですから。これは私を産み出したのは東堂社長、あなただと言っても過言ではない。


そういう意味で豊後県の改革、協力してくださいますよね。」



鐵角は微笑みを絶やさない。



「製造者責任、ということですか。しかし私ども大和テレビは「誰にも忖度しない報道」を掲げています。知事のために動いたりはいたしませんよ。」



東堂がきっぱりと言う。



「それで結構。私なんかに忖度などしていただく謂れも、道理もございません。

あなた方メディアには一切の期待なぞ私はしていません。


ただあなた方は県民、国民の為嘘偽りのない報道をしていただければ良い。報道に余計なバイアスを掛けたりだとか、曰く報道しない自由だとか言葉遊びで県民を、国民を馬鹿にしない。


それが私の求める大和テレビ、そして東堂社長への協力要請です。」



鐵角の微笑みが圧を増す。



東堂はその圧をさらりと躱し笑う。



「それは結構。ならばその協力要請、当方として断る要素が一つも見当たらない。


今この場で私の裁量でお受けしましょう。証人はこの向こうにいますしね。」





【なんか証人にされた!】

【知事のが怖くね?】

【一切期待していませんって、東堂さん切れるかと思った】

【会社の決済とかいらないの?】

【協力て何?おっさんらが何を言ってのかさっぱりわからんのだが】







亮は頭を抱えてスマホを操作しながら吉弘に話しかける。



「なあ、吉弘。あれさ、何であんなに東堂社長が鐵角に協力するって言ってんの?

なんか圧力みたいなの感じるけど」



亮は少し混乱した様子で質問する。




「うーん、あれな、複雑な言い回しわざとしてるからわかりにくいけど実は単純な話なんだよ。」


吉弘が画面を見ながら軽く説明を始める。



「まずさ、鐵角って、ただの新任の県知事だろ。

あの人、RePurgeにかなり影響されてるんだよ。RePurgeが彼の政治キャリアを作ったって言っても過言じゃない。」



吉弘が説明しながら、亮の反応をうかがう。



「ああ、なんかそう言ってたな。でも東堂社長、なんであんなに簡単に受け入れるわけ? ちょっと腑に落ちないんだけど。」


亮が首をかしげて言う。



「ああ前任の女性知事、名前忘れたけど、あれが大和テレビの重役とつるんで不正やってたんだよ。それをRePurgeの第一回で暴露したろ?」



「そうだったような。」


首をかしげる亮。



「そうなんだよ。だから鐵角からしたら俺を知事にしたのは東堂の責任もあるから手伝えって言ったんだよ。」



「責任、、ある?」



「ない。でも、あるっちゃある。」



「どっちだよ。」


吉弘のあいまいな返答に亮が思わず突っ込む。




「だからどっちも正しいし、どうとでも言えるってことだよ。


確かに流れを見ればRePurgeの影響で鐵角知事が誕生した、と言えなくもない。けどRePurgeはあくまでも1メディアとしてやるべきことをやっただけだ。

別にその結果生じたことに何ら責任なんてない。もしあったら選挙負けた側に訴えられるわ。


でも、法的責任やマスメディアの論理だけがこの世の中を回してるわけじゃない。倫理観だったり道徳だったり社会正義だったり。

言い方は様々だけど、要はなんかやれや手伝えやっていう気持ちの問題だ。

鐵角はそこを東堂に言ったんだよ。」



「気持ちかあ、でもそれ一番東堂社長が動かなさそうなとこじゃん。」


亮がクッションを抱えて床に倒れこみながら吉弘に問いかける。



「そうでもないと思うぞ?だからその後東堂社長は明確に鐵角にパスを出してる。」


吉弘はそう亮に答える。



「パス?うちは忖度しませんよ?ってあれが?なんでそうなるの?」



「あの東堂社長のパスがあったから鐵角はその後メディア批判を繰り広げれたんだ、いいか亮よく聞きなおしてみな。」


そういって吉弘は鐵角の発言部分まで中継を巻き戻す。



「ほら、鐵角は確かに強い言葉でメディアを批判してるけどさ。大和テレビの、もっと言えばRePurgeの批判はしていないだろう?

ただ嘘のない中立の報道さえしてくれればいいって言ってるんだ。これってRePurgeがやってることだろ?」



「え、じゃあこの放送って。やらせ?」



「いや、二人の様子を見るにその感じはしない、まあこの二人がとんでもない名優だったら俺なんかじゃ見抜けないだろうけど。


俺の見る限りで言えばこの放送、やらせってよりは、ジャズっぽい感じか?」


吉弘が少し鋭い表情で言葉を続ける。




「どういう意味だよ。」


亮はわかったようなわからないような、座りの悪さにモヤっとする。



「たぶんこの2人めっちゃ相性良いんだと思う。」


吉弘はそう言うと飲み物を取りにキッチンの冷蔵庫に向かって歩いて行った。






東堂と鐵角の対談は対決と言うよりはお互いの意見のブラッシュアップのような様相を呈してくる。


相手の意見を否定するのではなく受け止め、それを更なるアイデアや問題点、自分ならこうすると視点の切り替え。


ああディベートとはこうなのだ、知識ある者同士の建設的な議論とはこういうものなのかと視聴者にまざまざと見せつける結果となる。






【めっちゃ難しいのにめっちゃわかる】

【おかしいな、期待してたのと全然違うのに楽しいぞ?】

【痴れ者が!は?愚者に関わってる暇はない!は?】

【今の雰囲気でそれ言ったらどっちも尊敬するわ】



「いやなるほど、流石です東堂さん。様々なインスピレーションが湧いてきてすぐにでも議会を招集したい気持ちですよ。」



「止めておいた方がいい、生贄扱いされますよ。」



東堂の返答に大笑いした鐵角は少し声のトーンを落として言う。



「実はね東堂さん、お恥ずかしい話なんですが我々地方議会の問題点まだまだあるんですよ。」



「入れ替えましょうか。」


東堂が事も無げに言う。



「いや、そりゃ入れ替えれるもんなら入れ替えたいですが、いや私がそういうこと言っちゃいけないのかもしれないですが。」



「良いじゃないですか、鐵角さんどうせ嫌われてるんですから。好きになってくれませんよ今更。」



「め、めちゃくちゃ言いますね。私も大概だがあなたやっぱり凄いですね。」



「私は誰からも選ばれてないですから。ジャーナリストとして思ったことを言いますよ。入れ替えればいいんですよ。働かない使えない連中は。


だって雇用されてるんじゃないでしょう?あの方々は。

彼らの実情を議会の内幕を、公平公正に可視化すればいい。選ぶのは市民、県民でしょう。県民が選ぶ指標を与えてあげればいいじゃないですか。」



「それは、各地方自治体も考えて議会の公開や配信。ホームページでの広報活動、、」



「鐵角さん、言ってて空しいでしょう?あなたも今回知事になられる前は一般人だったでしょう?観ました?議会中継。」



「お恥ずかしながら。」


鐵角が額の汗をぬぐう。



「恥ずかしくないですよ、誰もみませんよあんなもの、つまらない。テレビだって見ないのに。皆見たくもない者は見ないんです、でも選挙の時には必要な情報だ。


どうする?バイアスのかかった報道に頼る?確かに今まではそれしか術がなかった。」



「そうか、配信、いやでもそれは今も。」


東堂の問いに頭を捻る鐵角。



「サボってる、寝てる、質問しない。ダメなのは本当にダメじゃないですか。それ公表しましょう、議員の通知簿作って公表するんですよ。」



「しかし、そんなこと。議会が」



「何故議会の承認がいるんです?うちがやりますよ、」



「しかし、それではあなたの言う忖度しない報道の理念が崩れませんか?」



「何故です?この通知簿、我々は一切取材なんてしませんよ。

我々がするのは集計と公開です。」



「あ、成程。

そうか、確かにそれなら可能か。

AIを用いれば更に。


あとはその通知簿の評価基準と客観性の担保。

確かに考えなければならないことは多い。


が、しかしこれはやる意義がある。

これがあれば豊後県は、いや、地方行政は、この国すら。」



「あ、国政はこのシステムじゃ無理ですよ、まあ識者が議論すればどうにかなるかもしれませんがとりあえず私はまだそこまで考えてないしやりたい人がいるならやればいい。」



「そんな、簡単に。東堂さんあなた頭の中どうなってるんです。」


鐵角が呆れたように言う。





「あ、あのしゃ、東堂さん、鐵角さん。その番組ですのでもう少し分かり易く。その。」


大崎若菜が東堂と鐵角を窘める。



浅沼はあっけにとられて二人のやり取りに見入ってしまい、


すまん、と若菜に小声で謝罪した。





【やっと止まった】

【鐵角ドウドウ】

【これ、なんか凄いこと東堂さん言ってない?】

【ちょっと整理してほしい】

【大崎ちゃん、ナイス。浅沼働け】



「申しわけない少々興奮してしまいました。」



鐵角が苦笑する、赤く紅潮した頬はまだ興奮が収まらぬ様子だがそれでも幾分かは冷静さを取り戻したようではある。



「いえ、こちらこそ、つい。」



東堂も苦笑して鐵角と視聴者にも詫びる。



「ああ、東堂さん纏めついでに整理してほしいので、私の理解で説明させてもらってもよろしいか?」



「勿論、あなたの方が適任だ。」



東堂が舞台役者のように手のひらを鐵角に差し出す。



「そうとも言い切れないのが少し悔しいですがそれでは私の説明を聞いてただきましょう。」


では、と水を含み鐵角が語りだす。



「地方議員の通知簿、それは議員が職務としてなすべきことを確り果たしているかということを客観的に可視化できるようにしたものです。


私のイメージでは議員の顔写真の横に五角形ないしは六角形のグラフを表示しているようなイメージです。東堂さんはどうですか?」



「私も概ねそのイメージですね。」



「そして、ここでは五角形に統一しますし項目も精査しますが、この五角形それぞれに評価項目が付きます。ゲームなんかでよくある、力とか体力とか、素早さとかそんな感じです。


そこに議員の最低限為すべきこと、つまり議会に出席する、手を挙げて質問する、有権者の意見を反映しているか等の項目を反映します。


そして、此処で最も大切なことはその議員の主義主張は一切判定しないことです。


あくまでもこのシステムで判定するのは議員が自身の信念に基づいて仕事をしているか、またはしていないかを可視化できるようにすることなのです。」



「そうですね、このシステムに政治的バイアスがかかったらその時点でこのシステムは意味をなさなくなる。だから私はこのシステムの運営を行政には渡せない。


と、言うことです。」



「なるほど、そしてこのシステムが議員を精査するデータベース。


それがもう公開されているものだと、それが画期的なことなんですよ皆さん。」





【あ、また興奮してきた】

【鐵角ドウドウ】

【ドウドウ】



「あー失礼。つまりこのシステムはすでに殆どの自治体で公開されている議会配信、市、県の広報、ホームページをAIで読み取り自動的に議員の活動を可視化してくれるものなのです。つまり、」



「つまり、誰も文句をつけられない。」


東堂が美味しいとこどりをする。



鐵角は東堂を悔しそうに見るが何も言わず説明を続ける。



「そう、東堂さんのおっしゃる通り、すでに公開しているのです。ただ今までは皆さんそれを精査したりしなかった。


何故か、東堂社長のお言葉をお借りすれば「つまらない」からです、長いし多いし、わかりにくい三拍子揃ってますからね、見るわけがない。」



「東堂さん、これ何処まで考えてます?私はこれプラットホームを作って誰もが自由にアクセスする場にすることが望ましいと思うんですが、御社もビジネスとして展開されるのであれば無償と言う訳にもいかないでしょうし。」




「いや、アプリ作ってばら撒きましょうよ。国民皆のスマホに議員の通知簿入ってたら少しはこの国もマシになるでしょう。」



「は、それは確かに。でもいいんですか」



「収益化の方法なんていくらでもあるでしょう、例えばプラチナ会員作ってプラチナ会員は議員の口コミ書けるとか、誹謗中傷や罵詈雑言はファクトチェックしてAIで弾けばいい。


議員に直接声を届けられる装置の機能をアプリに持たせてもいいし、その逆に議員だって発信してもいい。」



「なるほど、これは良いですな。と、なると懸念は新人議員に関してですかね。」



「?ああ新人は通知簿がない事ですか。

別にいいと思いますがね、元来の目的が働かない屑を追い出すことだったんだし、まあ通知簿があることが有利に働くか働かないかはその人間次第なわけだしな、不公平ではあるのか、ふむ。」



暫し考えた東堂が提案する。



「じゃあこうしましょう、新人議員は通知簿がない代わりに試験結果を載せてあげましょう。」



「また、奇抜なことを。試験とは?」



「いやそのままズバリ学力試験ですよ。数学やら国語やら簿記、倫理、法律、政治なんかの試験を受けてもらってその結果を載せてあげましょう。

やりたくないならやなくていい、公平でしょう?」



「でも、このアプリが世の中に広まったらやらないのは不利なんじゃ。」



「でも、義務じゃない。

我々のやろうとしていることは別に法に定められたことじゃない。やりたくないならやらなくていいんです。でもやりたいなら自分の能力を示すことで選挙が有利に働くって自信がある。


ならやりますよね?


別に新人議員だけじゃなくてもいい、既存議員でも受けたい人は受ければいいその結果は公表してあげますよ、公平にね。」



「なんででしょうね、凄くいいことの筈なのにあなたが言うと悪だくみしてる気分になるのは。」



「失敬な。ああ、それと試験こっちで決めれるなら性格診断もさせましょう。MBTI使って、それも公開。オンラインで受験してもらえばいいな、お互い費用もかからんし。」



「オンラインだと不正の、、、」



「ああ、それは、、、」




突然浅沼が画面に割り込む。





【!びっくりした!!】

【なんだ浅沼イケメンだからってビビるんだぞこっちは】

【あ、もしかして】



「申しわけありません、お二人の議論が盛り上がっている最中なんですが、すみません放送の時間が来てしまいました。


この続きは弊社オンライン配信で今も放送中、後ほどアーカイブ化しての公開も予定しておりますが申しわけありません。

テレビでの中継はここまでにさせて頂きます、誠にご視聴有難う御座いました。」



頭を深々と下げる浅沼が頭を下げ終わる前に中継が終わりCMが流れ出す。






【これがTVの限界か!】

【いや配信行こうや】

【俺最初からこっち】

【ちゅうかめっちゃええやんけ】

【まつりじゃ、まつりじゃ】

【鐵角×東堂 推せる】

【あの2人相性良すぎだろ】

【俺テレビであんなベラベラ喋るテレビ局の社長初めて見たわ】

【安心しろ誰もない】

【でも、あれが本来なんじゃないの、テレビ局の社長なんてユーチューバーのなれの果てでしょ?】

【youtuberのなれの果て!!!!!やばお茶返せ】

【一理ある】




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