↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

23/23

レジェンドプレイヤー・ドリームマッチ

「全プレイヤーの皆さん!『レジェンドプレイヤー・ドリームマッチ』を開催することになりました!」


『レジェンドプレイヤー・ドリームマッチ』とは、かつてゲームマスターの称号を得た、伝説のプレイヤーによる、スペシャル対戦のこと。


『プレイヤー闘技場』で行われるという。


一人目。79歳にして、『メインダンジョン地下100階』を、たった一人で、誰の力も借りずに突破した、

老魔法使い、ローデンメイデン・メレ様です!


二人目。わずか9歳で、『メインダンジョン地下100階』を、たった一人で、誰の力も借りずに突破した、

幼女戦士、マジカ・メグちゃんです!


年の差、70歳対決ということで、注目された。


試合は、老魔法使いが攻撃魔法を唱えまくって攻撃。

あれは、火の玉系の最強攻撃魔法、メガファイアだ!

「いやいや、これは、ただのファイアボールだ。

ただのファイアボールでも、使い手の技量によって、全く威力が変わる!

そのくせ、消費MPは、ただのファイアボールと同じなのじゃ。」

しかし、幼女戦士は、どんな攻撃魔法も跳ね返すマジックバリアを張って応戦。

「ごあいにくさま、私は小学1年生の時に、このマジックバリアを習得したのよ!」


老魔法使い、ここで究極攻撃魔法を繰り出し、一気に決着をつけようとする。

ところが、なんとあろうことか、寄る年波のせいなのか、唱える魔法の名前をど忘れしてしまっていた!

そのうえ、その究極攻撃魔法を唱えるには、MPが足りない!

「いただき!急所突き!」

幼女戦士が老魔法使いの急所を突いた!


老魔法使いは、戦闘不能となった。

ところが、老魔法使いはHPが0になる前に、自らに蘇生魔法を唱え、自らを蘇生させたのだ。

その後も、このエキシビションマッチは続いたのだが、

「会場の皆様に申し上げます。この対戦は引き分けといたします。

なお、掛け金はお返しいたしますので、またのご利用をお待ちしております。」


ちなみに、幼女戦士のマジカ・メグちゃんは、

『異世界博士ちゃん』というテレビ番組で、天才少女として紹介されていた。

世の中には、こんなすごいプレイヤーがいるものだと思った。俺もそんなすごいプレイヤーたちに肩を並べたいと思った。


ちなみに、錬金術師では、まだ『メインダンジョン地下100階』を全クリアしたプレイヤーは、一人もいないという。

ならば、俺がその最初の一人になってやろうと、攻略を続ける。


そして、ついに地下50階まで到達した。

実績さえ作れればいいんだ。そう思っていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。