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『12人の侍』〜資本主義すぎて草。前世でブルシットジョブを極めた侍たちが、利他共栄主義革命を成し遂げるまでの転生未来記~  作者: 稲盛 皆藤


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第7話:凍てついた崇拝と資本の逆流

 永遠の氷河期に閉ざされた旧シベリア。

 その最深部に位置する「第0区画」は、他のどの地下都市よりも異質で、そして絶望的な静寂

に包まれていた。

 無機質な金属壁には、軍服に身を包んだ男の巨大な肖像画が等間隔で掲げられている。

 男の名は『書記長』ドミトリー・ウラジーミロヴィチ・ヴォルガ。

 このシェルターを、暴力と恐怖で支配する絶対神だ。


「……っ、あ……」


 氷点下二十度を下回る最下層の採掘場。分厚い霜が張り付いたツルハシを振るっていた

やせ細った老人が、手足をプルプルと痙攣させながら、限界を迎えてその場に崩れ落ちた。

 すかさず、黒い防寒装甲に身を包んだ親衛隊の兵士が歩み寄り、容赦なく老人の背中を

警棒で殴りつける。皮膚を切り裂く、鈍い音が凍てつく空洞に響いた。


「立て、労働単位番号8492!

 今日の労役債務はまだ半分だぞ!」


「お許しを……債務執行官殿……

 もう三日も、熱源配給がなくて……指の感覚が……」


「言い訳は『反動思想』とみなす!

 書記長同志の偉大なる庇護の下で生かされている恩を忘れたか!」


 債務執行官と呼ばれた兵士が警棒の出力を最大にし、再び振り上げる。周囲の労働者たちは、

誰一人として助けに入ろうとしない。いや、助けられないのだ。彼らの目は完全に濁りきり、

怒りも悲しみもなく、ただ「自分が殴られなくてよかった」という安堵だけが微かに揺れている。

 極限の管理社会と密告の奨励。少しでも不満を漏らせば即座に「反動分子」として秘密警察に

連行され、二度と戻ってくることはない。生物としての生存欲求すらも削ぎ落とされた、完璧な

ファシズムの完成形がそこにあった。


「さあ、偉大なる書記長同志に感謝の言葉を捧げながら掘れ!

 命と血の感謝を!」


「「「書記長同志に、命と血の感謝を……」」」


 凍え死にしそうな労働者たちの虚ろな合唱が、地獄の底で木霊した。


 

「……焼き加減が違うな」


 同じ頃、最上層の豪奢な私室。

 本物の薪を使った暖炉の火が赤々と燃える摂氏二十八度の部屋で、書記長ヴォルガは不機嫌

そうにナイフを皿に投げ捨てた。

 分厚いステーキの中心が、彼の好むミディアムレアよりも、わずかに火が通り過ぎていたのだ。


「も、申し訳ございません、書記長同志!

 昨晩から調理区画の電圧が不安定でして……!」


「言い訳は聞かん。私の食事の質が落ちるということは、

 国家の意思決定に支障をきたすということだ。

 これはどういうことか分るよな、参謀諸君」


「は、書記長同志、それは立派な反逆罪かと」


「ひぃっ! お、お許しを! 私には妻と生まれたばかりの子供が――」


「連れて行け。この無能を最下層の採掘場へ放り込め。防寒着は不要だ」


 ヴォルガが指を鳴らすと、屈強な親衛隊が泣き叫ぶシェフを引きずり出していく。

 扉が閉まると、ヴォルガはワイングラスを傾け、鼻で笑った。

 彼に前世の記憶はない。純粋なる現世の怪物。彼にとって国民とは、自分が生きるために

消費される「薪」でしかなかった。


「愚かな家畜どもめ。私が徹底的に管理してやらねば、

 自ら火を起こす知恵もなく共食いを始めるくせに。

 ……さて、新しいシェフを補充させねばな」


 だが、その傲慢な王座は、近い未来には、デジタルな牙によって浸食されることとなるのだが。

 

「……信じられない。資本主義の成れの果てかと思ったら、

 ただの原始的な独裁、現代のヒットラーね」


 ニュー・ニューヨークのデータルーム。エマ(田中 美咲)は、Aチャンネルを経由してシベリア

第0区画の資源データをハッキングし、その端正な美しい顔を険しく歪めていた。

 彼女の網膜ディスプレイには、シェルターの過酷な実態が残酷な数字となって浮かび上がって

いる。


「富の独占というレベルじゃないわ。この『ヴォルガ』という男、

 シェルターの全エネルギーの60%を自分の居住区画と

 親衛隊の維持だけに回している。

 下位の階層の人間は文字通り凍死する寸前よ。

 データ構造の偏りが酷すぎて、吐き気がするわ」


 背後に立つウィリアム(吉田 健太)が、冷徹な目でホログラムの数値を追った。

 彼は前世、世界的な巨大企業のCEOとして、冷酷なまでにコストカットと効率化を追求した男だ。


「馬鹿な男だ。一人の強欲を満たすために労働力(リソース)を凍死させれば、

 長期的には生産ラインが崩壊し、自分の首を絞めることになる。

 従業員の定着率がゼロの組織など、経営とすら呼べん。

 コスト管理もろくにできない無能な独裁者だな。

 資本主義の搾取にはまだ『投資対効果、ROI』という建前があるが、

 こいつの独裁はただの『浪費』だ。ファシズムは非効率の極みだな」


 ウィリアム(吉田 健太)の声には、呆れと静かな怒りが混ざっていた。

 彼にとって、この理不尽な搾取は「非効率の極み」以外の何物でもない。


『美咲、健太。こっちの準備は万端だぜ』


 Aチャンネルの音声通話から、旧アフリカ連合のシェルターにいるムウェンギ(鈴木翔太)の

明るい声が響く。


『陽菜が物理回線のバックドアを開けてくれたおかげで、

 第0区画の全放送システムと軍事ネットワークのハックが完了した。

 ……さあ、あの勘違いした神様を引きずり下ろそうぜ』


「翔太、あなたの提案した作戦、リスクが高すぎるわ」


 エマ(田中 美咲)はフッと小さく溜息をついた。


「大衆を扇動して暴動を起こさせるなんて、不確定要素が多すぎる。

 暴動の鎮圧率なんて計算できないわ。

 私が資源データを直接ハックして、富を下層へ強制逆流させた方が確実よ」


『データだけ変えても意味ねえんだよ、美咲』


 ムウェンギ(鈴木翔太)の声が、いつになく真剣なトーンに変わる。


『あいつらは心が死んでる。自分たちが搾取されてるってことすら、

 考えるのをやめちまってるんだ。

 システムをハックする前に、まずはあいつらの「目」を覚まさせなきゃならねえ。

 人はパンだけじゃ生きられない。非効率かもしれないが、

 人間の魂に火をつけて、情熱(パッション)を持たせることが必要なんだよ』


「……非効率な情熱(パッション)。本当に、バカみたい」


 エマ(田中 美咲)は冷たく吐き捨てたが、その冷え切った心の中に、ムウェンギ(鈴木翔太)

の放つ熱量が人間臭がする奇妙な「バグ」のような温かさをもたらしていることを、自分でも

否定しきれずにいた。


「いいだろう。俺と美咲で、まずは独裁の足元、軍事力を切り崩す。

 派手なメインディッシュは任せたぞ、メガYouTuber」


 ウィリアム(吉田 健太)がエンターキーを叩き、革命の火蓋が切られた。


 

 シベリア第0区画の第2防衛ライン。

 重武装した親衛隊の兵士たちが、凍える手を擦り合わせながら警備に当たっていた。

 実は彼ら親衛隊の待遇も、決して良いものではなかったため、現状に不満を持つものは多かった。


「……おい、聞いたか。第一小隊のイゴールの奴、昨晩凍死したらしいぞ」


「馬鹿、声が大きい。我々には書記長同志からいただいた誇り高い任務が――」


「誇りで腹は膨れない! 昨日から俺たちの区画の暖房出力まで下げられてるんだぞ!」


「ザー、ザー、#♭※%$、ザーザー」

と突然、彼らのヘルメットに内蔵されたインカムに、ノイズと共に聞き慣れない冷徹な声が響いた。


『ご苦労だな、兵士諸君。こちらウィリアム。

 君たちの「雇用契約」の査定の時間だ』


「何者だ!? どこからの通信だ!」


『落ち着いて手元の端末を見たまえ。

 おめでとう、今、君たちの権限を昇格させた。

 これが、昇格祝いに贈る、第0区画の【真のエネルギー配分データ】だ』


 兵士たちが戸惑いながら端末を開く。網膜ディスプレイに表示された衝撃的なグラフに、

彼らの顔色が変わった。


「な、なんだこれは……。俺たちの居住区の暖房出力が下げられているのに、

 書記長の私室は……常に摂氏25度だと!?」


「それにこの映像……!

 書記長が、あんな美人を何人も侍らせて、

 見たこともない分厚い肉を食っているぞ……!?」


『その通りだ』ウィリアム(吉田 健太)の声が、剃刀のように冷酷に事実を突きつける。


『力による軍事独裁とは、一見強固に見えて極めて脆い。

 なぜなら、そのシステムは君たち兵士の【損得勘定】の上に成り立っているからだ。

 君たちは命を懸けてあの男を守っているが、あの男は君たちの命よりも、

 自分の部屋の観葉植物と美女の園を温めることを優先している』


 ウィリアム(吉田 健太)は、間髪入れずに言葉を畳み掛ける。


『……そんな独裁者に、忠誠という名の命を支払う価値があると思うか?

 君たち全員、本日付で雇用契約打ち切りだ。さあ、新体制の株主にならないか?』


 兵士たちの間に、かつてない動揺と、決定的な「怒り」が伝播していく。前世で企業の癌を

冷徹に削り取ってきたウィリアム(吉田 健太)の言葉は、洗脳という名の虚飾を剥ぎ取り、

力による支配の脆さを完璧に論理で崩壊させていった。


『ふざけるな! これは反動分子のフェイクだ!』

と銃を構える者もいたが、自分たちの居住区が凍えそうな現実と、目の前の圧倒的な

『真実のデータ』の前に、彼らの狂信は音を立てて崩れ去った。


「俺たちは……神を守っていたんじゃない。ただの使い捨ての駒だったのか……!」


 

 同じ頃。第0区画の全ての採掘場、工場、スラムの巨大モニターが、一斉にジャックされた。

 常にヴォルガの威圧的な演説を流し続けていた画面が突如として暗転し、次の瞬間、極彩色の

スポットライトと、地鳴りのようなアップテンポのハードスタイルEDMが鳴り響く。


『ヘーイ、シベリアの凍りついたブラザーたち! 息してるかー!?』


 画面に現れたのは、派手な身振り手振りで煽り立てるアフリカ系の青年、

ムウェンギ(鈴木 翔太)だった。


「な、何だあの映像は……」


「書記長同志の放送が……いや、誰だあれは!?」


『毎日毎日、あんなクソつまんねえおっさんの顔ばっかり見てて飽きねえか!?

 今日は俺が、テメェらの凍った脳汁を沸騰させる、極上のエンタメを届けてやるよ!』


 ムウェンギ(鈴木 翔太)は、前世で数百万人の大衆心理を狂わせた「メガYouTuber」として

の扇動技術を全開にしていた。

 画面には、ヴォルガが美女たちに囲まれて、ステーキを貪り食う隠し撮り映像と、さきほど

最下層へ叩き落とされたばかりのシェフの姿、そして餓死していく子供たちの映像が、強烈な

コントラストと過激なテロップ付きでフラッシュ編集されていく。


『なあ、教えてくれよ!

 書記長ってのは何だ!

 そんなに偉いのか?』


 ムウェンギ(鈴木 翔太)が、カメラ越しに労働者たちへ指を突きつける。


『ふんぞり返ってテメェだけ英雄気取りで温かい飯食ってる奴なのか!?

 違うだろ! 組織のトップってのは、凍えそうな仲間がいたら、

 自分の上着を脱いで掛けてやれる奴のことなんじゃねえのか!

 痛みを分かち合い、仲間を誰一人見捨てない。

 それが組織のトップ、お前らの求めてる書記長同志様なんじゃねえのか!?』


 その言葉は、洗脳と恐怖で凍りついていた労働者たちの心に、熱い楔を打ち込んだ。

 絶対だと思っていた神が、ただの強欲な豚であるという事実の暴露。


『立てよ! 同志たち。

 お前らの国は、あんな強欲のクソヤロウ一人を太らせるためにあるんじゃない!

 全員で支え合い、全員で笑うためのもんだ! 目を覚ませシベリア!!』


「あ……ああ……」


 殴られて倒れていた老人の労働者が、壁に掲げられたヴォルガの肖像画を見上げた。

 その目から、かつての虚ろな光は消え去り、確かな「怒り」と「生存本能」の炎が宿っていた。


「そうだ……俺たちは、あいつの家畜じゃない……!」


 老人が力一杯、手に持っていたツルハシを肖像画に投げつけた。

 キャンバスが派手な音を立てて破れる。

 それを皮切りに、第0区画全体で、暴動という名の巨大な熱狂の渦が巻き起こった。

 侍たちの世界を巻き込む革命が、とうとう火蓋を切ったのだ。

 その革命は資本主義よりもっと酷いファシズムからのスタートであった。


 

「親衛隊はどうした! なぜ暴徒を鎮圧しない! 撃ち殺せ! 全員撃ち殺せ!!」


 私室で警報を聞いたヴォルガが通信機に向かって叫ぶが、何も応答がない。

 ウィリアムの工作により、すでに親衛隊は独裁者を見限り、労働者たちの暴動を黙認

 ――あるいは彼ら自身も加担し始めていたのだ。


「チェックメイトよ、強欲な王様」


 ニューヨークの暗闇の中で、エマ(田中 美咲)が決定的なエンターキーを叩き込む。


「あなたのシステムに組み込まれていた富と資源のベクトルを、今からすべて【逆流】させるわ」


 ドゴォォォン! という重低音と共に、第0区画の巨大なインフラバルブが強制解放される。

 エマ(田中 美咲)のデータハックにより、ヴォルガの私室や上層部にのみ供給されていた

莫大な熱源と酸素が、物理的な逆流を始め、最下層のスラムへと一気に放出されたのだ。

 ヴォルガの部屋の暖炉の火がフッと消え、急激に室温が下がり始める。


「な、なんだ!? 寒い、なんだこれは! 私の熱をどこへ持っていく!!」


 逆に、凍え切っていた最下層の通路には温かい空気が満ち、停止していた配給パイプから

大量の合成食料が溢れ出した。人々は産まれて初めて暖かな風を全身に浴びた喜びで抱き合い、

涙を流しながら、与えられた命の温もりを分かち合った。


『ハハハ! 見たか、美咲、健太! こいつらの最高の笑顔を! 再生数カンストだぜ!!』


 モニター越しに響くムウェンギ(鈴木 翔太)の笑い声を聞きながら、エマ(田中 美咲)は

ホログラムの暴動のデータを見つめていた。

 それは、彼女の計算モデルでは絶対に弾き出せない「非効率」で「不確定」な大衆の熱狂

だった。しかし、その熱狂が確実に人々を救い、世界を変えようとしている。


「……本当に、バカな男。でも……悪くないわね」


 ……エマ(田中 美咲)の冷え切った心に、計算モデルにはない奇妙な熱が微かに灯っていた。

 数字の奴隷だった彼女の奥底に、ムウェンギ(鈴木 翔太)が持ち込んだ『人間的なバグ』が

確かにインストールされ始めていたのだ。


「世界システム書き換え、革命の第一段階、完了だな」


 ウィリアム(吉田 健太)が静かに宣言する。

 彼らは知っていた。まだ終わっていない。最深部に追い詰められ、震え上がっている独裁者

との、真の意味での「対決」が残っていることを。

 一人の偽りの神を引きずり下ろすため、12人の侍たちの足音は、さらに深淵へと進んでいく。

【Aチャンネル 秘匿スレッド:シベリア支社(仮)解体実況】

1:神崎 テオ 20XX/XX/XX(金) 20:15:00.00 ID:LegalH@ck

 健太のリストラ宣告エグすぎて草

 軍隊相手に契約満了とか、ファシズムにROIとか言い出す奴初めて見たわwww


2:佐藤 ルイ 20XX/XX/XX(金) 20:15:23.41 ID:S@lesMan

 1

 完全に前世の営業詰め会議で草

 独裁者の親衛隊が論理で詰められて寝返るの面白すぎるだろw


3:山田 アストリッド 20XX/XX/XX(金) 20:15:45.12 ID:SysAdmin_A

 インフラバルブ強制解放の瞬間のトラフィック、マジで芸術的だったわ。

 陽菜、物理バックドア設置おつ!


4:伊藤 陽菜エレナ 20XX/XX/XX(金) 20:16:02.88 ID:Hina_D00r

 3

 凍え死ぬかと思ったわよ!(・∀・)v

 でも独裁者のおっさんの部屋が寒くなってるのメシウマw


5:佐々木 ルーカス 20XX/XX/XX(金) 20:16:30.05 ID:MD_Logistics

 熱源配分の偏り見たか?

 あんな一部の層しか得しない物流パイプ、持続不可能だわ。

 倒産して当然のクソ企業。


6:高橋 結衣(王 美玲) 20XX/XX/XX(金) 20:17:11.22 ID:SSR_Gacha

 富の強制逆流でスラムの連中に熱と食料のSSR確定ドロップさせたわけね。

 あんなの脳汁ドバドバでしょ。革命も立派なガチャの演出ってわけね!


7:小林 竜馬オリバー 20XX/XX/XX(金) 20:18:04.99 ID:Host_Night

 てかさ、美咲、翔太の暑苦しさにちょっとデレてなかった?

 氷の女帝が「悪くないわね」は完全にフラグ立ったな(ニヤニヤ)


8:加藤 奈々(陳 暁燕) 20XX/XX/XX(金) 20:18:45.77 ID:Teach_Nana

 7

 竜馬、あんたどこ見てんのよw

 でもこの暴動の熱狂、うちの少年兵たちにも教材(プロモーション映像)

 として見せてやりたいわ!


9:中村 ノア 20XX/XX/XX(金) 20:19:10.04 ID:Dr_Under

 これで第0区画の医療資源も適切に分配できるわね。

 見捨てられていた命が繋がるわ。


10:神崎 テオ 20XX/XX/XX(金) 20:19:30.15 ID:LegalH@ck

 さて、震え上がってる「元」神様の法的な処罰はどうしてやろうか。

 合法的かつ徹底的に身ぐるみ剥がす規約ルール作っとくわ。

 美咲、健太、翔太、とどめ刺してこい!

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