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三河衆との対面です。

夜になり、眠りについた。


夢男に聞いたら、やはり本多 忠豊は本多 忠勝の祖父で酒井忠親も酒井 忠次の父親で正解らしい。


忠勝と忠次は共に徳川四天王だ。


本多 正定は本多 正信の祖父、伊奈 忠基は伊奈 忠次の祖父、高力 重長は高力 清長の祖父に当たるとの事だ。


正信は【徳川 家康】の懐刀として有名だ。

忠次は江戸幕府の財政基盤の確立に寄与した。

清長は岡崎三奉行として活躍して【仏高力】として有名だ。


翌日、私が滞在している善得院にお屋形様から使者がやって来た。

三河衆と対面する準備が出来たそうだ。


早速、出かける事にしよう。


今川館にて忠豊たちと対面したが皆が良い面構えをしていた。

しかし、松平家の事は良いのかと問うたところ、途端に皆の顔が曇らせる。


やはり、松平家に思う所があるのだろう……


今、三河国では松平 広忠と松平 信定が松平宗家となる為に争っている。


その間に今川家が三河国に着実に勢力を伸ばしている状態だ。


長い間、争いが続いくつれて広忠は争いが嫌になり表に出で来なくなっている。

広忠は水野 忠政の娘の元に向かい、ほぼ奥に籠っている状態だ。


忠政の娘の名は【たい】といい、広忠に対して、無理はしなくて良い、私が守ってあげると告げて実際に広忠をいじめるなと言って、誰も広忠に会わせようとしなかった。


たいは広忠より年下であるのだが、お姉ちゃんぶって懸命に広忠を守ろうとし、広忠はたいに対して完全に依存している。


忠政はたいのわがままを許し、広忠にも善意でゆっくりと心身共に休めてもらおうと放置している状態だ。


林 忠満と松平 信孝と【酒井 忠尚】が中心となり広忠の名で信定と争っている状態なのだが、忠満と信孝と忠尚は主導権争いに勤しんでいる。


忠豊と忠親は忠義を尽くす対象に会う事も出来ない状態であり、我が物顔で命令を下す忠満、信孝、忠尚たちに我慢出来ず忠政に相談した所、今川家を頼る事を勧められ朝比奈 泰能殿を紹介され、今川家を頼る事にした。


正定は忠尚の家臣であったが、主導権を握りたい忠満が忠尚の力を削ぐ為に正定が松平 信定に内通していると讒言されそれを信じた忠尚により討ち取られる寸前に忠豊に匿われていた。


忠基と重長は信定に付いた【大久保 忠俊】【石川 清兼】に攻められて刈谷城へ逃げ込むが生活がままならない為、忠豊たちと共に今川家を頼る事を決意した。


皆が最終的に今川家を頼る事にしたのは今川 義元は出生で差別する事無く、忠誠を持って実力を示せばしっかりと評価してくれるという噂を聞いたという事らしい……


世鬼忍軍に尾張国で領主たちが私に降伏しやすいように、そのような噂を流させたのだがまさか三河国までそのような噂が噂が流れてくるとは……


一通り、今川家を頼った経緯を聞きいた後に今川家と松平家が争う事になっても私に忠誠を誓い、仕えることが出来るのか尋ねたがそこは皆、間を置かずに忠誠を誓ってくれた。


お屋形様も忠豊たちを私に預けたのも松平家と直接争わせない様にとの配慮もあるのだろう。


その事を忠豊たちも感じてお屋形様に感謝をしている。


お屋形様からは忠満や忠尚から忠豊たちについて文句が来ても、もう私の家臣なのだから上から目線で好きに対応しろといわれている。


お屋形様は三河国平定後を考え、今は松平家同士を争わせて松平の三河国での影響力を低減させている。


だから広忠と信定が争っているのに積極的に関わらず、私にも三河国に関わらせないのだろう。


もしかしたら忠政も本人は気づいていないが、お屋形様に誘導される形で忠豊たちを今川家に紹介したのかもしれない……


お屋形様は三河国から松平家の者たちを弾き出し、三河国の旗頭に今川 範真の兄上を据え、今川譜代の者たちを置きたいのだろう……


そう考えると、お屋形様の三河国への対応も納得出来た。


お屋形様と母上に挨拶をして、三河衆を引き連れて善得寺城に寄ってから那古野城へ戻る事にした。


















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