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お屋形様の婚儀がありました。

教来石 景政が飯富 虎昌、昌景兄弟と工藤 昌祐、元豊兄弟と楽しそうに話している。


景政は飯富兄弟、工藤兄弟とも面識が有ったようで再会した時は無事で良かったと景政は喜んでいた。


吉原水軍の船で一緒に那古野城へと来たのだが景政は船酔いでそんな余裕が無かったので今更ながら喜んでいる。


巴姫は既に船内で飯富兄弟、工藤兄弟との挨拶を済ませており、今は世鬼 政棟から護衛として付けられた忍びである【菊】と【牡丹】と共に私の家臣たちの元に挨拶回りをしている。


菊と牡丹はいわゆる【くノ一】で腕は確かと政棟も保証しており、巴姫も両名と刀を交え、気に入っているようだ。


そう言えばお屋形様から私に仕える様にと告げられた者、2人が合流している。


【秋山 信任】と【金丸 忠経】の2人だ。


信任と忠経は武田 信虎の嫡男である武田 太郎に近い存在だったのだが信虎が弟である【武田 次郎】を溺愛して太郎を疎むようになり、太郎の周りには信虎の思惑通りに動く者を置く様になり、信任と忠経は左遷された。


信任と忠経は信虎に太郎の元に戻すように直訴したがそのまま手打ちにされる直前だったが重臣たちが信虎を宥め、命は助かったが領地は没収された。


もう武田家には仕えられないと一族を連れて今川家を頼ったとの事だった。

信虎の気が変われば、いつ命が狙われるかわからない。

甘利 虎泰殿が今川家まで逃走を手配してくれた為、信任と忠経は一族を連れて、問題もなく今川家領地まで速やかに移動出来たとの事だ。


信任と忠経にもしばらく様子を見て、武田家からの間者で無いと確信出来たら常備兵を預ける事にしよう。


飯富兄弟、工藤兄弟を家臣にして、すぐに常備兵を持たせた時に皆から色々と小言を言われたからな……


飯富兄弟、工藤兄弟は調査の結果、信じても大丈夫だろうと政棟から報告が有って、ホッとした過去が有るからな……


常備兵と言えば、私が今動かせる常備兵はかなり増えて1800だ。

500を善得寺城などに残して1300の常備兵を連れて来ているのだが訓練が十分で無い者もいるので1級戦力として考えられるのは1000ぐらいだろう。


荻 清誉が那古野城へ来てから常備兵を募集した所、短期間で1000人以上の者たちが集まったようだ。


流石に人口の多い尾張国なだけは有る。


太原 崇孚か清誉に対して兵はいくらいても困らないから銭の事は気にせずに少しでも多くの常備兵を募集する様にと告げた結果だ。


ここだけの話、崇孚の考えていたよりも常備兵の募集が多かったので、崇孚は一旦、頭を抱えていたのだが……


私が常備兵は多からば多い方が良いと私が言っているのを思い出し、開き直ったそうだ。

銭、米が足りなくなったら、私が何とかするだろうと……


清誉の訓練により逃走した者もおり、800人まで人数は減っているので、さらに常備兵の募集をしているそうだ。 


多少無理をしても、早目に常備兵を多く確保をして、猛特訓をして一人前にしたい。


正直、築城もしているがかなり銭には余裕がある。

米は安い時に買い込んだり、値が下がっている地域から購入して米も余裕が有る。

清酒の仕込みに目一杯使用しているがまだまだ余裕が有る……

清酒は銭になるので酒蔵も増やしていきたい。


友野 次郎右衛門が熱田の熱田社大宮司の千秋 季光や熱田を取り仕切る、加藤 順光、加藤 順盛、加藤 延隆の親子たちを中心に熱田商人を巻き込んで銭儲けをしている。


伊勢国の水軍とも向 正重を通じて縁も有るので伊勢国の大湊とも商いをしている。


同じ尾張国内の熱田の景気の良さをみて、津島の商人も次郎右衛門を通じて私にに近づこうとしているようだ。


織田 信秀が知ったら激怒するだろうな……


善得寺城から連れて来た常備兵が1300人、今回、採用して残った物が800人でしばらく猛特訓をすれば戦力となる常備兵は2100人になる。


最低でも常備兵は5000人は欲しいな。

周辺地域からどんどん常備兵を募集しよう。



秋になり、お屋形様の婚儀の為に駿府に向かう準備をしていると北条 氏康に嫁いで行った妹の華から、私に宛て書状が来ていた。


内容は見なくてもわかる……

早く輿入れしたいと訴えたので最速の輿入れとなったのだが、私に対して思うところがあるのだろう。


華の言い分は痛いほどわかる……

華は氏康と一緒に小田原城へと向かおうとしたところを止められたのだが私は輿入れ前から普通に行動を一緒にしている。


書状を広げて読み始めると華は巴姫の事を絶賛していた。

私には行動力が足りなかったけど巴姫は違う!!など、力説しており、友達になりたいとか、義元のお兄様は巴姫を大事にしないとダメですよ!!とか……


私の思っていた内容とは少しズレていた……


お屋形様の婚儀に氏康と華もやって来ていた。


私も巴姫にせがまれて巴姫を連れて行ったのだが普通、こういう婚儀に正室を連れて行くものだろうか……


疑問に思いつつお屋形様の婚儀に巴姫を連れて行った。

北条家の嫡男の氏康と正室の華も来るとのなのか……

疑問だらけだがもう気にしない。

巴姫と華が意気投合して、書状のやり取りも始めるそうだ。


お屋形様の婚儀も無事に終わり、那古野城へと帰って来た。


帰り際にお屋形様に年末に三河国で動きがある可能性があるので場合によっては年始の挨拶に来れない事を伝えておいた。


それにしてもこうも慌ただしく今川家の婚儀が続くのもどうだろうか……


春には私の婚儀もあるのだが……

婚儀のペースがおかし過ぎるな。


お屋形様、華の婚儀の準備を任されていた、瀬名 氏貞殿、瀬名 氏俊殿、関口 親永殿、瀬名 勘十郎の親子たちは婚の準備の為、かなりやつれていたがやり切った表情をしていた。


春には私の婚儀も有るのでよろしくお願いします。


お屋形様と華の婚儀は本当に立て続けだったので、春までまだ、時間が有るので瀬名親子たちはこれて一息つけると喜んでいた。














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