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スライムしかテイムできない男、スライム道を極め最強となる  作者: やまのうえのおくらん
第1章 学園入学を目指して
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ライリのサプライズ

「ここで合ってるよな?」


「言われた通りに来たはずだけど…」


大きくて立派な建物を前に少し気後れしている2人だったが中に入ってみると、正装に身を包み身だしなみを整えた老齢の男性が話しかけてきた。


「リュート様とアイカ様ですよね、お待ちしておりました。」


そう言って美しいお辞儀をする。


「ではまずお着替えにご案内いたします。」


「「着替え?」」


「はい、まずは正装に着替えていただきます。なるほど、どうやら何も聞いていらっしゃらないご様子ですね。ライリ様からこちらをお預かりしております。」


そう言ってリュートにメッセージの書いた紙が手渡された。


『リュート、アイカへ

こういうデートを経験しとくのも悪くないと思うぜ。楽しんできな。

ライリ』


見た瞬間アイカの顔はパッと赤くなった。

リュートは姉が何やら世話を焼いてくれたことはわかったが、それ以上はわからなかったため大人しく従うことにした。


リュート達は別々の部屋へと案内された。

そこでリュートはタキシードと革靴に着替えさせられ、髪型をセットされる。

そして廊下にある椅子でしばらく待つように言われた。


しばらくすると、アイカが現れたのだが…



その姿に目を奪われた。

綺麗な赤髪によく似合う赤く美しいドレス。そして最近は魔術師のローブに隠されていることが多い透明感のある白い肌。

昨年に比べるとやや大人びてきた整った顔立ち。


これまで異性としてそこまで意識したことはなかったが、意識せざる終えなかった。


「…どう?」


恥ずかしそうにアイカが聞いてくる。


「綺麗だ。」


リュートが率直に答えるとアイカは頬を赤くしながら、


「リュートも似合っていてかっこいいよ」


と言ってきた。


その後2人は魔導エレベーターに乗って5階まで運ばれた。平民が行くことができる最高階だと案内してくれている男性が言っていた。

魔導エレベーターに乗ったのは初めてだったので2人はちょっとだけはしゃいでしまった。


エレベーターから降りると、目の前にあったのは洞窟だった。5階だというのに不思議なことに外にいるような風を感じる。魔法で再現されているとのことだった。


道の両サイドにオレンジに光る魔道具が置いてあり足元を照らす。

先に進むと少し広めの空間の中央にテーブルが1つと椅子が2つ置いてあった。


2人が座ってしばらくすると、天井に満点の星空が映し出された。


(すごい!)


2人は思わず息を飲む。


しばらく見惚れていると見たこともない高級そうな料理が運ばれてきた。


2人は美しい星空を見ながら美味しい料理を思う存分楽しんだのだった。

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