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しくしくしく

 これで心がのぞかれなくなった俺。

 さらに魔物を倒して魔物を手に入れた。

 冷気系の魔法も意外に使えるようだった。


 そうして進んでいくと、分かれ道がいくつかあり、女神様がこっちの方がよさそうとナビゲーションしてくれるので付いて行くと、草やら何やらが生えている奇妙な場所にたどり着く。

 妙にそういった葉や、謎の果実の生る木、そして石が転がっている。

 ここはどういった場所なんだろうと思っていると女神様が、


「ダンジョンの“魔力だまり”ね。魔力が特に集まる場所で、こういった植物がよく育つのよ~」

「それは結構あるものですか?」

「あまりないわね」

「という事はここにあるものへ結構貴重だったりしますか?」

「う~ん、そこまで貴重じゃないけれど、売れるわ」

「十分です。どれが売れそうですか?」

「そうね、まずはそこの石だけれど……」


 女神様が指さしたその先には赤い石がある。

 それを拾おうとすると女神様が、


「あ、すぐそばに“モモ草”があるから気を付けね。触ると女体化するから」

「! 気を付けます」

「まあ、女体化したら服なんかを探したりできて楽しそうだけれどね~」


 俺はそれを聞きながら絶対にお断りだと思った。

 なんで俺がTS(性転換)しないといけないんだと。

 俺は可愛い女の子は好きだが女になりたいわけじゃない!


 そう思いつつ石を拾ったり草を採りつつさらに奥の方に進んでいく俺達。

 女神様が言うには、これでひと月分の宿代と食事代が手に入ったらしい。

 だが回復系の薬草は売ると安いけれど買うと高いので、自分で使った方がいいのではといった話もしているとそこで、


「うう……しくしくしく」


 そのさらに奥の方から女の泣き声が聞こえてきたのだった。

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