第三話 出会い
読んでくれてありがとうございます!
この前初めてのコメントが来てすごい嬉しくてちょっと頑張れました!
ヒロインの名前の姓と名を逆にしました
今日も今日とて課題を終わらせていつも通り狩ing timeと思ったけど....
「?......反応がない」
いつもならワンサカ無限に湧いてくるオークやらウルフやらが全くいない。
初めてのことである。指示はない。自分で動くしかない。
「探ってみるか」
転移と飛行で探すことにした。
----------1時間後----------
遠くに砂糖にたかる蟻の大群ような黒い塊が見えた
何かと思って近づくとそれは大群は魔物だった。
「なにこれ.......」
流石に絶句した。
助けに行くことにした。
そこには小さい城塞都市があった。
周囲は山に囲まれ、北と南南西の方向だけ空いている。
初めての人間的な異世界要素である。
the 異世界の街って感じ。
「まぁそんなことを考えてる暇はないって感じか」
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「もう終わりなんだぁぁぁあ゛「なんでなんでなんでなんで「みんな落ち着いてこっちに!」なんでなんで「怖いよー」なんで」「どけ!邪魔だ!」「痛いよー」
阿鼻叫喚といった感じだ
「助けに来たよー....って誰も聞いてないな。よし殲滅だ。」
殲滅の開始である。
正直言って楽だった。
一撃で倒せるため、もはや音ゲー感まである。
でもキリがない。
実戦使用は初である。
『時間停止』
その声と共に───世界が止まった
肉眼ではなにも見えない。聞こえない。
因果魔法での解析探知で感知できる。
それを頼りに、次々倒していく──のはめんどくさいし非効率なので。
「火属性魔法、ターゲット指定、『紅炎槍雨』
スキル《魔法の亜神》発動─威力・速度ともに30倍」
止まった時の中───紅蓮の槍が敵の上に現れた。そして──
「時間停止────解除」
もうその時には敵はいなかった。
「あ......やりすぎた」
────バタッ
普通に倒れた
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「......知らない天井だー」
ここはどこ?俺は元々何かはわからない、確か時間停止の負荷でぶっ倒れたんだっけ?
「あ.....起きたんですね」
「ピギャ」
びっくりして、変な声が出た。どうしてくれんねん。人生?初?の会話なうえ、
いきなり至近距離から声かけられたら誰だってこうなる。
「ごめんなさい.....驚かせてしまいましたか?...あ、えっと.....お名前は?私はサクレア=エフェラ=ルクレシアと申します。」
───かわいい....
「プラネ・ヴァガボンドです。長いんで略してください」
「..では『プラネさん』と呼ばせていただきます。私は『サクレア』と呼び捨ててもらってか構いません。」
家名があるってことは貴族だよね.....呼び捨ては流石に...
「家名あるってことは貴族ですよね?出自も知れぬ、平民以下の男が呼び捨てってまずいのでは?」
「命の恩人なので」
「えっでm「いいです」.......はい」
....
.........
..............
そこから会話をしていると、どうやらこの子はこの領地の娘で、あの時見ていて、いきなり敵だけが燃え尽きたのも目にして、俺の仕業だとも気づいたらしい。俺の戦闘見えったってことは、こいつはかなりの強者である。なぜなら、俺は魔法系だが(おそらく)、自分を加速して、自分の周りの空間を操り衝撃波を消し、音速の約20倍で移動していたからである。なんなら転移もしていた。あとは時間を止めてたから見えるわけがない。つまりこいつは知覚速度を上げる系の能力を持ってると考えられる。さらに、それを使いこなしている。聞いてみることにした。
「お前結構強いよな?」
「.........はい」
「..?....なんで言いたくなさそうなんだ?」
目立ちたくなくて隠してるなら、ここまで苦しそうな返事ではないだろう。
「......う.....」
彼女は苦しそうにどもった。
「トラウマか?話したくないなら、話さんでもいいよ」
そう言うと、彼女はゆっくりと話してくれた
「実は──
彼女曰く、彼女の能力は《感応透視》と言うらしい。見えてるわけだはなくて、大体なんでも透けて感じれる。らしい?なんでも見られるのが気持ち悪るがられて、人が離れていくのが怖いそうだ。謝られたので、
「俺は別にいいよ。だって...ちょっとやってみ?」
と言ってやらせた。すると──
「あれ?見えない?なんで? あ、でもプラネさん以外は見える.....」
封印魔法である。俺の情報の漏出を封印した。こんくらいの小さい規模の意思が無いも物の封印なら、そこまで魔力消費もなかった。
「俺の何やかんやしたから俺は大丈夫」
彼女が落ち着いてから、続きを聞くと、俺のの動きもその能力感じていたらしい。「でも早すぎたら見えなくない?」って言ったら、《思考加速[超]》のスキルを持ってるとのこと。これは俺のの劣化版で思考速度を10~10000倍にするだけらしい。(感覚バグってるけど、普通にすごい) この際きいたが、スキルの後ろのあれは [低]→[並]→[高]→[特]→[超]→[神]が見つかってる(これしかないという認識)らしい。あれ?俺のは?て思ってスタータスをちょっと変えて見せたら、この反応である。あとなんで[極]が[神]の上やねん。どう考えても[神]が上やん。
ちなみに今の見せたステはこんな感じである。
⌘⌘⌘⌘〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓⌘⌘⌘⌘
名前 : プラネ・ヴァガボンド 種族 : 不明
lv : 38927421 概念存在値 : 5000 (356900)
xp : 5.382e+31/2.691e+32 |====----------------|
魔力 : 8.516e+893 / 9.036e+936
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特殊
魔法補正値 : +5000%
魔法防御補正値 : +20%
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スキル
魔法の亜神 万象把握 魔力操作
存在偽装 即死無効 全方向把握
思考加速 [極] 即時回復 ........等その他雑多数
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⌘⌘⌘⌘〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓⌘⌘⌘⌘
「.....まず、[極]ってなんです?見た感じ[神]の上っぽいですけど....あと、魔力のこの表記なんなんですか? 後なんで能力の欄がないんですか?lvもおかしいし、それに.....」
質問攻めである。まぁそりゃそうなるか。助けてくれたお礼に説明することにした。
「まず魔力は894桁。正直言って俺もわからん。lvは15年ぐらい魔物借り続けてたのとさっきのでlv上がってこうなった。スキルの『魔法全使用』はなんか持ってた他のスキルはlvUPで増えた。能力は....(流石に隠すか)...なんかなかった」
「?????」
わかるはずが、なかった。 だって俺もわかんないもん。
「まぁ、とりあえず俺はなんか強いぐらいの認識でお願いします」
「はい..わk『ドゴォォォォォォン』
「きゃ」
「え?」
城で爆発音がした。
「あ、もしかしたら....ちょっと待っててもらえますか?」
レクレアには心当たりあるらしいので待ってみることにした。
すると── 一人のちっちゃい女性を叱りながら引きずってきた。
.....妹かなんか?白衣着てるけど。
「いやぁ〜〜だってぇ〜ここまで大爆発するとは思わないじゃ〜ん.....」
「ですが、いつもやめてくださいと....すいません。これは私の姉です....」
姉だった......妹か姪っ子とかだと思ってた。
「あ、こんにちわぁ〜」
引きずられているというのに、本人はまるで気にした様子もなく、ふにゃっと笑って手を振ってきた。
「私はアリア=エフェラ=ルクレシアだよぉ〜。よろしくねぇ」
「なんでそんな堂々としてるんですかおお姉様……」
サクレアが深いため息を吐いた。
お姉様。
え……姉だったのか。
「姉だったんですね....」
「あ、でもぉ、よく立場逆じゃない?って言われる〜」
「実際そうですよね?」
「えぇ〜?」
アリアは全く気にした様子もなく首を傾げた。
ぽやぽやしてる。
なんというか……。
研究中に爆発事故を起こしておきながら、全然悪びれてない辺り、かなりの大物かもしれない。
「で、何を爆発させたんです?」
俺が聞くと、アリアはぱぁっと顔を明るくした。
「よくぞ聞いてくれましたぁ!」
嫌な予感しかしない。
「魔力圧縮と火属性反応、それと空間振動を組み合わせてぇ〜、超高効率魔導炉を作ろうとしてたのぉ!」
「はぁ……」
「そしたらねぇ、“ぼかーん!”って」
「説明が雑すぎますお姉様!!」
サクレアのツッコミが鋭い。
「いやぁ〜でもぉ、今回はかなり惜しかったんだよぉ?あとちょっとで成功しそうだったのにぃ……」
「その“あとちょっと”で研究棟半壊してるじゃないですか!」
「死者出てないからセーフ!」
「セーフではありません!挟まって死にかけてたところを助けたの私ですよ!」
漫才かな?
というかこの姉妹、見た目は似てるのに中身の温度差すごいな。
サクレアが胃痛ポジなのもなんとなく理解できてきた。
「……えっと、プラネさん?でしたっけぇ?」
「あ、はい」
「サクレアを助けてくれてありがとねぇ。この子、昔から無理しがちだからぁ」
「お姉様っ……」
サクレアが少し気まずそうに目を逸らした。
その反応を見て、アリアはくすくす笑う。
「この子ねぇ、昔っから優しすぎてねぇ。だから危ないことあっても、すぐ自分で抱え込んじゃうんだよねぇ」
「……お姉様」
「だからぁ、助けてくれたの、ほんと嬉しい。ありがとぉ」
「そういえばご両親ってどこにいるんですか?」
俺がそう聞くと、サクレアが少しだけ表情を曇らせた。
……あ、地雷だったか?
と思った瞬間。
「あ、父様なら王都だよぉ〜」
アリアがふわっと答えた。
「領主としての会議やら何やらで、ずーっと向こう行ってるのぉ」
「母様も同行されています。今はこの城には私達しかいません」
「へぇ……」
つまり実質、この姉妹だけで回してるのか。
……いや。
「待って、この城大丈夫?」
「大丈夫だよぉ〜」
アリアはふにゃっと笑った。
「サクレアがいるし」
「お姉様はもう少し危機感を持ってください……」
「えぇ〜?でもサクレア強いもん」
その瞬間。
サクレアの肩がぴくっと揺れた。
ほんの一瞬だったけど、俺は見逃さなかった。
……あぁ。
この話、あんまり好きじゃないんだな。
「まぁ、確かに強いですよね」
俺が軽く流すように言うと、サクレアは少しだけ安心したように目を伏せた。
だがアリアは気づいてないのか、ぽやぽやしたまま続ける。
「昔なんてもっとすごかったんだよぉ?反応速度とか、ほんと人間じゃなかったもん」
「お姉様」
「ん〜?」
「その話は……」
「あ」
そこでようやく気づいたらしい。
アリアは「あちゃー……」みたいな顔をした。
「ご、ごめんねぇ……」
「……いえ」
空気が少しだけ静かになる。
だがアリアは、次の瞬間にはまたいつもの調子に戻った。
「そ、そうだぁ!せっかくだし研究室来る!?すっごいのあるよぉ!」
「やめてください」
「まだ何も言ってないよぉ!?」
「どうせ危険物です」
「失礼なぁ〜、今回は爆発しないやつだよぉ」
「“今回は”って言いましたよね?」
信用ゼロである。
というか、さっきからサクレアのツッコミ精度が高すぎる。
慣れてるなこれ。
「えーでもほんとに面白いんだよぉ?ほら、魔力を液体化して保存できないかな〜って思ってぇ」
「絶対危ないやつじゃん」
「大丈夫大丈夫ぅ」
「その言葉が一番信用できないんですよお姉様……」
サクレアは疲れたように額を押さえる。
でも。
その横顔は、さっきより少しだけ柔らかかった。




