第六話 魔石採集
朝、まだ日が上っていない頃、プラネは眠っていると.....
「おーーーーきーーーーーてーーーーーーーーー」
「うるさい.......あと2時間.....ってはぇよ」
「だってぇドラゴン寝てる間にぃ行けばいいじゃぁん」
「いいよそんなこと、俺の睡眠の方が大事」
「こわーいよー」
「うるさい」
昨日聞いた山の位置に3秒だけ飛ばした。
「・・・・・・・」
「おーい」
何も喋らなくなった上なんか白黒な気がする。
───サァァァァァ
消えかけてるし......
「ごめんて、起きて準備始めるから」
「.......本当に?さっき、ドラゴンちょっと見えて死ぬかと思ったぁんだよぉぉ....」
「それは知らんて─────準備終わったぞ」
「は?え、ここでずっと話してたよね?」
「魔法で着替えた、4年ぐらいは使ってるから慣れた」
「へぇぇぇ教えてぇ」「使えるならいいよ」
「......本当に?」
「えっとーま空間魔法の無詠唱化と7個ぐらいの魔法の同時無意識起動が最低条件だけど大丈夫?」
「無理。大人しく着替える。でも準備できてるからご飯食べて行こぉ...起こしに来たのサクレアに言われたからだし」
いつも研究室にいるのにそこらへんでそわそわしてたからか..
今日の朝飯は何かの肉の焼いたやつであった。(とても美味しい。名前は知らない)
「い(っ)ただ(っ)きま(ぁ)す」
....
.......
............
朝食を食べ終え、行くことにした
「多分やらんくていいけど、どこでもいいから触っといて」
「はぁぁい」
抱きついてきた.....まぁいいか
「あ、目閉じてな」
「へ?」
「頭痛くなるよ」
『転移』
..
....
........
「ついたぞ」
「ッあったまいたぁい」
「言っただろ、いきなり景色変わるから慣れないと辛い」
「う゛ぅ」
「広いなぁ.......」
そこは山脈の中のカルデラであった
じゃあ探すk───どこいった?
「あったよぉ」
あんだけ怖がってたのに.....あ....
「後ろー遠いけどいるぞー」
「ぇ」
聞こえないけどあれ叫んでるじゃん....一応2、3kmは離れてるんだけど....
「あーあ、気づかれたっぽいねぇ」
「ぁぁあぁあぁああぁ」
「後ろいろよ」
───くる.....ってあれ転移系統の魔法陣だよな.....その魔法使うのかぁ
刹那、眼前に赤い壁、否、ドラゴンがそこへ唐突に現れ、視界を埋め尽くすほどの数の燃えるような赤の魔法陣が即座に展開され、ゆらめき、赤白い光線が全てと溶かし穿つかの如く一斉に放たれた
「マジかよ」
当然いつもの思考加速and時間鈍化によって対処はできる、ただこの状況だとそれも限られる。最初に思いつくのは水で消すこと、これは当然のように無理である、なんなら水蒸気爆発で俺とアリアはお陀仏だ。次、避ける。これは一人なら最適解だろう。避けるのは余裕だ、だがそうするとアリアに当たる、負荷的にアリアは加速できないし、動かそうとすれば、アリア多分ちぎれるとゆうか崩壊するし....。あとは、闇魔法で熱量を散らす。これは無理。範囲に限界あるから最大まで散らしてもここの気温が5000度とかになって、俺らが焼ける。4つ目相殺である、こういう系の魔法は無理。5つ目受ける、これ以外無理。自分を回復し続ければ多分耐えれるし、範囲はそこまでじゃないから受ける。
───痛そうだなぁ
ずっと痛いのは嫌ので思考加速and時間鈍化は解除し、こっちにちゃんとくるように攻撃を自分に集めた
来る───ってもうなんか当たってるんですけど、なんで?
「プラネぇぇぇぇ」
「大丈夫なんか知らんけど痛くない」
「なんで?」
───ステータスオープン
⌘⌘⌘⌘〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓⌘⌘⌘⌘
名前 : プラネ・ヴァガボンド 種族 : 不明
lv : 38927421 概念存在値 : 356900
5.382e+31/2.691e+32 |====----------------|
魔力 : 8.516e+893 / 9.036e+936
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スキル
・魔法の亜神
・思考加速 [極]
・存在偽装
・世界辞書
・魔力操作 [特]
・分身 [超]
・霊魂干渉
・霊魂複製
・魂魄強化 [極]
・魂魄保護 [極]
・威圧 [極]
・夜目
・限界突破 [極]
・幸運 [特]
・不眠
・無呼吸
・無病
・毒無効
・寒冷耐性
・高熱耐性
・重圧耐性 [神]
・時間変動耐性 [高]
・幻惑耐性 [極]
・魅了耐性
・洗脳耐性 [極]
・記憶保護
・即時回復
・即死無効
・危険察知
・全方向把握
・千里眼
・魔力追跡
・能力合成
・取捨選択
・能力譲渡
・能力複製
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特殊
魔法補正値 : +5000%
魔法防御補正値 : +20%
封印済 :
多次元時空間超越魔法(制限付き利用可能)
混沌魔法
開闢・終末魔法
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「へ?」
「何かあったのぉ?」
「前までは新しいスキルが増えたっぽくても、すぐ消えちゃってたから、手に入らないものだと思ってたんだけど、なんか増えてる」
「なんで?」
「知るか。知ってたらこうなってねぇよ」
「確かにぃ?」
─────時間停止─────
とりあえず確認のために止めた。
...
......
............
読めた。すごいなぁ
<霊魂複製>
<魂魄強化 [極]>
<魂魄保護 [極]>
特にこの辺。これ出しとけば死なないってことだと思う。
<世界辞書>
後これ、今までできなかったことができる.......と思う。
パッシブ系は、多分みてなかったから発動してなかったっぽいな。耐性系が今死にかけて発動したのか。
今痛くないのは<即時回復>と<高熱耐性>のおかげかな?
─────時間停止解除─────
「じゃあちょっと頑張るわ。」
「頑張ってぇ」
うーん.....光魔法かな?範囲系の闇系統はつかえないし....そこら辺の光、熱を集めて....キュッとしてギュイーンでどかーんだな.....うん。
無言で放つのもなんか締まんないし、詠唱しとくか
......思いつかない。
まぁいいか?
「うりゃ」
よし上出来
「倒したのぉ.....?」
「倒した。反応はない。辺なとこ向いてどうしたんだ?」
「服着たらぁ.......」
「あ」
慌てて作って着た
「じゃあ集めて帰るか」
それから二時間ほど、ドラゴンもいなくなったので各々周囲に散らばっていた魔石を集めた。
「……これで全部かな」
「私はざっと二十個ぐらいかなぁ」
「俺は……四百ぐらいある? かな?」
「…………」
「…………」
「多くないですか?」
「多いねぇ」
「というか、プラネさん。それ……どこで集めたんですか?」
「ドラゴンがいたところだな」
「…………」
サクレアの動きが止まった。
「……ドラゴンがいたところ?」
「うん」
「……ドラゴンは?」
「襲ってきた倒した」
「…………」
「…………」
「……倒したんですよね?」
「倒した」
アリアも横でこくこく頷いている。
「…………はぁ」
サクレアはしばらく黙ったあと、ため息をついた。
「……やっちゃいましたか」
「?」
「いえ……」
サクレアは再度深く息を吐いた。
「ドラゴンがいること自体は、昨日の時点で分かっていたので、できれば刺激せずに魔石だけ回収してきてほしかったんです」
「あー……」
「見つかっちゃって」
「倒すしかなかった」
「そういうことです……」
「ごめんなさい」
「いえ、プラネさんが悪い……とは言い切れないんですよね..私が言ってなかったので」
「すみません」
「ただ……」
サクレアは、プラネが持ってきた魔石の山を見る。
「ドラゴンが倒されたとなると、少し面倒なことになると思います」
「なんで?」
「ドラゴンが死んだことが知られれば、魔石を探しに行く人が増えるでしょうし、何より……」
「何より?」
「そのドラゴンを誰が倒したのか、という話になります」
「そしてその俺がここにいるから...」
「そういうことです……」
サクレアはもう一度ため息をついた。
「多分、来週ぐらいには色んな人が来るでしょうね、私に色々と確認しに。あと、ラムネさんに会いに」
「めんどくさ」
「でしょうね……」
「私もそう思います」
「じゃあ研究してくる〜おやすみぃ」
「はい。おやすみなさい」
「プラネは運んできてぇそれ」
二人はその場から転移で移動し、いなくなった。
残されたサクレアは明後日の方向見ながら、もう一度だけため息をついた。
「……報告書、何枚書けばいいんでしょうね……あれだけ言ったらわかると思ったんですけど...」
サクレア....頑張って...




