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イマジナリーコンパニオン  作者: 暁残心
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プロローグ


街中で構える事務所の一室小さな看板「泉宮≪いずみや≫心理カウンセリング」が掲げられていた。

そのドアの目の前に一人の青年が佇んでいた。


青年は俯いた顔を上げてゆっくりと深呼吸しドアをノックした。


コンコン


「どうぞ」

ドアの向こうから女性の声が聞こえた。


「し、失礼します」


青年は緊張しながらもドアを開ける。そこは甘いアロマの香りが室内を漂っていた。


「そこのソファに腰かけてくれるかしら?」

女性は青年に腰を下ろすよう促した。


「あっは、はい」


青年は女性に言われるままソファに腰を下ろした。


女性はキッチンで紅茶とスコーンをお盆に乗せて青年のもとへ運んだ。

女性は紅茶とスコーンをそれぞれテーブルに置いて向かいのソファにゆっくりと腰を下ろした。


「初めましてわたし泉宮≪いずみや≫心理カウンセリングの心理カウンセラー泉宮彩里です。あなたのお名前は?」

「笹生達弥です」

「いい名前ね。今日はどういったご相談かしら?」

「秘密を打ち明けたくて来た」

「秘密?どんなの?」

「なんて説明していいのかわからない」

彼女の問いかけに顔を赤らめる達弥。

「大丈夫!全部聞くから、とりあえず話してみて?」

「ありがとう。全部話すよ。もう一人の自分の存在について・・・・・・」


泉宮の言葉を聞いて落ち着いたのか達弥は口を開き静かに語り始める。


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