関係
プルルル…プルルル…プルッ
『もしもし』
時生『あっもしもしナミ?』
ナミ『えっ?誰ですか?』
時生『はっ?オレやてよ!』
ナミ『……あっ!あれ?ごめん!時生だよね』
時生『今日、連絡しなかったからちょっと怒ってんの?』
ナミ『そんなんじゃないんだけど、ごめんなさい!何かボーッとしちゃってて何でわかんなかったんだろ?ごめんね』
時生『あぁ…いいけどさ』
ナミ『ごめんね!何か用事で電話してきたの?』
時生『あぁ、そうそう。ちょっと聞きたいんだけどオレ5日前ってどうしてた?』
ナミ『5日前?急にどうして?』
時生『いや、オレ直人と遊びにいった?』
ナミ『あーそういえば、アンタ直人くんと飲みに行ってくるって言ってたわ』
時生『マジで?そっか…』
ナミ『なんで?』
時生『いや、今直人の家にきてんだけど、オレも直人もその日の事全く覚えてないんだよ』
ナミ『何それ?飲みすぎたんでしょ!二人してバカじゃない!』
時生『飲む前の記憶もないんだけどなぁ…』
ナミ『そこまで忘れるくらい飲んだんでしょ!じゃああたしもぅ寝るから!アンタも遅くならないようにね!おやすみ』プツッ……
そういってナミは電話をきった!
直人『ナミちゃん、何て言ってた?』
時生『あぁ、オレ達飲みに行ったらしいぞ』
直人『えーー?全然覚えてねぇんだけど』
時生『それで飲みすぎたんじゃねえか?って』
直人『……んで丸1日何も覚えてないってのか?』
時生『じゃないか?って』
直人『んーそんな感じじゃないんだけどな…』
時生『だよな!オレも思い出してる時に感じたのが…なんていうか……忘れたとかじゃなく消されたって感じなんだよな』
直人『そぅ!そんな感じ!だいたい今まで酒で記憶なくしたことなんて一度もないしな』
時生『あぁ…オレもねぇわ』
直人『あぁー何かかなり気持ち悪いんだけど!』
時生『あっ!そういや全然関係ないけど他にも気持ち悪い事あったんだよ』
オレはそう言って手紙の事とさっきの女の事を直人に話した。
直人『何それ?こえー!お前何かしたんじゃねえの?』
時生『してねぇよ!』
直人『その女がお前の事好きで、それをいい事にヤリ捨てでもしたんじゃねえの?』
時生『してねぇよ!』
直人『だよな!そんなにモテる顔でもねぇな』
時生『うるせぇよ!ソコソコだよ』
直人『いやいや!ソコソコって何だよ!ちょっと自信もってんじゃん!』
時生『いや!てかそんなとこじゃなくて、マジで知らない女なんだよ』
直人『わりわり、てかそれと記憶がないのは関係あると思えないよな』
時生『まぁな!てかよく考えてみたらどっちもそんなたいしたことじゃねえしな』
直人『たしかに!オレ達マンガの読みすぎだな』
時生『だろ?まぁ関係があれば面白いけどな』
直人『だな、とりあえずまた何かあったら電話するわ!わりぃな急に来てもらって』
時生『あぁ!オレも何かあったらまた言うわ!』
そうしてこの日は帰ることにした。




