表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フリーデン  作者: ルイ
53/59

フリーデンの強さの所以

「そういえば、フリーデンって何が強いんですか?」

「固有魔法は、魔力の消費が圧倒的に少なく、なおかつ高い火力を出せる点だ。九条や詩織は別格だから置いておく。あれはもう別物だ。」

「恒一さんの血の斬撃、ちょっと地味そうですけど。」

「喧嘩売ってんのか。まあ、真似は出来そうに見えるだろ。」

「そうなんですよねぇ。」

「まず、真似は出来ない。そもそも物質操作系の魔法は、大量の魔力を消費して物を数秒宙に浮かせるのがやっとだ。」

「この前テレビで重い物を持ち上げてましたけど?」

「あれはマジシャンだ。魔法じゃない。」

「えー……魔法ってテレビでやってましたよ?」

「それは演出だ。」

「なるほど……。」

「それに、俺たちは意識せずとも魔法を使える。」

「?」

「魔法を使う時に止まって集中する奴がいるだろ。あれは論外だ。」

「確かに、戦闘中にそんな余裕はないですね。」

「普通の人間は、魔法に誓約を重ねて成立させることが多い。」

「?」

「魔法というのは本来、制約の上に成り立つ技術だ。発動条件、代償、制御方法……そういうものを積み重ねて安定させる。」

「でも俺たちは違う、と。」

「そうだ。フリーデンには誓約がほとんど存在しない。」

「え、危なくないですか?」

「普通は危ない。だがフリーデンは別だ。」

「どういうことです?」

「誓約で魔法を縛る必要がない。魔法の発動そのものが、半ば自然現象に近い状態になっている。」

「……つまり?」

「魔法を使うために止まる必要も、集中する必要もない。戦闘中でも普通に使える。」

「後は、術式が脳に刻まれているんだ。」

「脳に?」

「そうだ。魔法の術式が意識に近い場所に固定されている。だから魔力消費が少なく、出力も高い。」

「……怖い話ですね、それ。」

「普通はそう思うだろうな。」

「でも、それがフリーデンの強さ、と。」

「そういうことだ。意識せずとも固有魔法を扱える。魔法を発動するために、特別な集中も必要ない。」

「戦闘中でも自然に使えるんですね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ