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フリーデン  作者: ルイ
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呪いの指輪

「あの人、どうなったんですか?」

「名前は久遠玲司。本来なら正当防衛でも捕まる。だがこの国のクソな点だ……フリーデンクラスなら“有効活用”だとさ。罪は免除」

「良いんだか悪いんだか……」

「凪はあの後、何してたんだ?」

「あー、これ研究途中のやつなんですよねー」

凪が差し出したのは、銀色の指輪。

一見ただの装飾品だが、内側に細かな術式が刻まれている。

「何これ。ただの指輪じゃないよな。……研究途中って、お前の大学、数少ない魔法研究の正式認可校だろ」

「はい。バレたら退学ですね」

「おいコラ」

「大丈夫ですよ。私が個人的に作ったオリジナルですから。作ったことがバレても退学ですが」

「全然大丈夫じゃないな。で、これは?」

「魔道具です。欠陥がありますけど」

「その欠陥って?」

「メンタル・スタビリティと同系統です。応急措置じゃなくて、持続的に精神を安定させる仕様で……」

「それの何が問題だ?」

凪は少しだけ視線を逸らした。

「外した瞬間、抑えていた分が一気に反動として返ります」

沈黙。

「……呪いの指輪じゃねぇか」

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