僕は幼馴染と付き合う
「僕は...」
「僕は奈々のことが好きだ。」
奈々は悲しい目で見ている。
「なんで?急すぎるよ。昨日は何もリアクションなかったのに今日好きって言われても...けんちゃんのこと分からないよ。」
健斗は目線を落とした。
奈々は語り出した。
「振られた日にねパパとママから電話があったの。海外でいる時間が伸びるから海外に来る?って話だったんだ。
私行くって言っちゃった。振られた人と一緒に過ごすのは辛いと思ってたから。」
奈々は複雑な顔をしていた。
「でも、、けんちゃんが今告白したから揺らいでるよ...私もう分かんない。」
健斗は奈々を抱きしめた。
「ごめん。奈々が告白してきた時真っ先に考えたことがあるんだ。付き合ったら元の関係に戻れないと思って。
怖かったんだ。別れた後のことを考えると。でも、奈々が近くにいなくなる悲しみに比べたら別れた後の怖さなんて全然大したことない。」
「僕が鈍感だから奈々にも迷惑色々かけた。未だって下手くそな告白しかできない。でも好きだよ。大事なんだよ。」
「僕と付き合ってください。」
奈々は泣いていた。健斗の腰に手を回して力強く抱きしめる。
「バカバカバカ」
奈々は健斗の肩をポコポコ殴る。
「鈍感で私の気持ちも全然分からないし....でも大好き。私けんちゃんが昔から大好きなの。けんちゃんと付き合いたいです。」
「奈々。」
健斗と奈々は号泣しながら抱き合っていた。
「奈々ごめん。今まで本当にごめん。」
健斗は謝り続けていた。
それからしばらく経って奈々はその日電話で両親に連絡していた。
「私けんちゃんと付き合うことになったから、やっぱり海外行かずにけんちゃんの家で同居することにしたの。勝手でごめんなさい。」
電話を終えた奈々は激動の1日に疲れていた。
「奈々。帰ろ?」
「うんっ!」
2人は手を繋いで家に戻った。
家に戻っても特に変わらず今まで通りだった。
とうとう付き合うことができた2人。
2人の仲は更に発展していくことでしょう
完
終盤の展開は微妙にノクターンと変えてます。




