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今日から幼馴染は僕の家で暮らす 全年齢版  作者: 紅


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17/32

1日目の夜

1日目もあっという間に夜になった

夜は旅館の和食で夕食を摂ることになった。

「うおおー。この海老すごい美味しそう!」


「ほんとだぁー。けんくん食べさせてあげようか?」


「い、いいよ。恥ずかしいし。」


奈々は夕食も健斗と食べることはできなかった。

(いいなあー。真紀ちゃんはグイグイいけて。)

奈々は食事が進まなかった。


「健斗のことか?」


遼は奈々のことを気にかけてくれているようだ。

「まぁ神村は結構グイグイアタックしてるからなー」

「もしかしたらこのままじゃヤバイかもな。」


「私もそう思うよ....」


「仕方ねえなー。おれが良い作戦を考えた。後で実行するぞ。」


夕食が終わった。

健斗は遼に呼ばれて旅館の待ち合わせ場所に来ていた。

そこにいたのは遼ではなく奈々だった。

既に入浴を終わらせて浴衣を着ていた。

「奈々。なんでここに?遼は?」


「さっき来てたけどお腹痛いからトイレ行ったよ。」


「そうか...」

健斗は少し奈々に見惚れていた。

ほんのりと紅い顔に入浴後の艶かしい姿に見惚れていた。


「けんちゃん月が綺麗だよ。見て見て。」


奈々と健斗がいる所から月が見えた。

「前にも奈々と月が見える所で会ったよね。」


「臨海学校の時かな。」

「私が田中くんに告白された時だよね。」


「そしてその宏樹は今ゆみと付き合ってる。なんか意外だったよなー。」


「ねえ、けんちゃん!明日は私と一緒に行動してくれない?」


「ごめん。真紀ちゃんに明日また行動するって約束してしまったんだ。」


「そっか。分かったよ。また明日ね。」

奈々は急いでその場を去った。

またもや真紀に先を越されてしまったことが悲しかった。

トイレの個室に入った奈々は静かに泣いた。

「私もぉけんちゃぁんと行動したいょぉ」


1日目が終わり2日目に突入した。


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