↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
クラス一真面目子ちゃんをメンヘラに開花してしまったようですね♥  作者: 櫻木サヱ
街も家庭も巻き込む!日常侵略拡大戦線♡♡

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
39/41

雨宮、ついに本気で抵抗

夕暮れの広場は、二階堂の暴走によって完全に騒がしいカオス状態になっていた。

モブたちが集まり、通行人が立ち止まり、犬の散歩や自転車の鈴の音までもが混ざり合う中、二階堂は雨宮の腕にしがみつき、泣きそうな目で必死に訴えていた。


「雨宮くん……離れないで……お願いです……ずっとそばにいて……!」

その声には、切実さと無邪気さ、そしてどこか暴走気味の愛が混ざっていた。


雨宮は深いため息をつき、ようやく本気で抵抗する決意を固める。

「二階堂……もう、お願いだからちょっと落ち着いて……!」

腕を軽く押しながら、目をしっかり合わせる。

(……これ以上振り回されたら、本当に街中で制御不能になる……!)


二階堂は一瞬戸惑い、びくっと肩を震わせる。

「離れ……離れないでください……!」

その必死さに雨宮は心を揺さぶられつつも、冷静に距離をとろうとする。


モブたちも広場の混乱を面白がりつつも、雨宮が本気になったのを察する。

「先輩……やばい、本気モードだ……」

「でも、見てて飽きないな……」

通行人たちは声を潜めて観察し、犬も落ち着かずに吠え声を上げる。


副会長・小早川美咲は、冷静に状況を見極めつつも、微笑みながら西岡(生徒会長)に囁く。

「西岡、ここまで来るともう手を出すしかないですね♡」

西岡は赤面し、腕組みをしながら、どう対応すべきか悩む。

「……副会長、助けてくれ……!」


二階堂は泣きそうな目で雨宮を見上げ、腕にぎゅっとしがみつく。

「雨宮くん……お願いです……そばにいて……離れないで……!」

その表情は、切実で、でもどこか可愛らしく、見る者すべての心を掴む。


雨宮は覚悟を決め、二階堂を少しだけ離して、声を大きくする。

「二階堂、ちょっと待って! 落ち着こう! これ以上は……街中で危ないから!」

その声に二階堂は一瞬固まり、少し目を潤ませながらも、さらにぎゅっと腕を握り返す。


広場の風が吹き抜け、紙片や落ち葉が舞う中、二階堂のメンヘラ全開の愛と雨宮の本気抵抗が交差する。

モブ、生徒会長、副会長、通行人――すべてが巻き込まれ、街全体が二階堂の暴走とギャグ混じりの混乱に飲み込まれていく。


こうして、二階堂のメンヘラ愛は止めどなく加速し、雨宮は初めて本気で抵抗する状況に追い込まれるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。