家庭侵略はじめました♡
放課後の雨宮くんの家。玄関のチャイムが鳴ると、まひるが元気いっぱいの笑顔で現れた。
「雨宮くん、こんにちは♡ 今日は快適化作戦をお手伝いに来ました♡」
雨宮くんは玄関で目を丸くする。
「え、ちょっと二階堂……いきなり来るのは……」
しかし、まひるは無邪気に手に持った掃除道具や整理用の小物を差し出す。
「大丈夫です♡ 快適な空間は心も温かくしますから♡」
リビングに足を踏み入れるや否や、まひるは即座に行動開始。
床の小石を拾い、クッションを整え、テーブルの角度まで微調整する。
「二階堂、ここだと光が眩しくないですよ♡」
雨宮くんは戸惑いながらも、少しだけ笑顔になる。
(……なんか、すごく嬉しい……でも……やっぱり恥ずかしい……!)
キッチンではまひるが手際よく食材を整理し、栄養バランスを考えたメニュー表まで作る。
「今日の献立は、二階堂の心と体に優しいバランスです♡」
雨宮くんは椅子に座り、頭を抱えながらため息。
「……もう、止まらないんだろうな……」
リビングの隅でひなたは苦笑いしながら、心の中でつぶやく。
(学校だけじゃなく、家まで侵略されるなんて……
二階堂の周りは完全に止められない……!)
外では偶然通りかかった近所のモブたちも窓越しに様子をうかがい、ざわつく。
「え、二階堂先輩……雨宮くんの家まで……!?」「完全に日常侵略してる……!」
まひるの無邪気な暴走は、学校を飛び越えて家庭にまで拡大。
夕方の光が差し込む中、雨宮くんは二階堂の微笑みを見つめ、胸がじんわり温かくなる。
「ありがとう、二階堂……本当に助かってるよ」
まひるはにっこり微笑み、さらに行動を加速させる。
(二階堂が喜んでくれるなら、私はもっと頑張る♡)
こうして、まひるの無邪気暴走日常侵略は、学校を飛び越えて家庭にまで拡大。
ギャグと恋愛のカオスは、ここからさらに街中へと広がっていくのだった。




