こんな自分でも、出来ること feat.寺濱直樹
本日、13日は双子姫出演、
直樹の誕生日です!
双子姫キャストは全員、こちらが
初公開となります!!
ぜひ本編と合わせてお読みください!
おめでとう、直樹!!!
むかし、むかし。あるところに、一人の男の子がいました。
何にも取り柄がなく、ただ存在することしかできない。
すごい特技なんてものもないし、誰もが振り向くようなカリスマ性もない。
僕はただの人間だ。
「お前……うちのクラスにいる……奴だよな。何やってんの、こんなとこで」
妹にこれが欲しいと頼まれ、近所のゲームセンターに通い続けていたある日のこと。
彼は、僕の前に突如現れた。
そこらへんにいる通行人が僕なら、彼は全く別の世界にいる「みんなの王子様」
そんな人と、仲良くなるなんて思っても見なかった。
僕みたいなただの人は、関わっちゃいけない気がしたからー
「どーせ何回もやって取れないんだろ? やるから、そこどけ」
それが、彼ー馨との初めての出会いだった……
姫野「な・お・きくぅん❤︎ 誕生日、おめでとぉ〜!!!」
直樹「うわぁ! 姫野さん、紫乃さん!? これって……」
紫乃「ふふん、びっくりした? 私達からのサプライズパーティーよっ!」
ただの人間だった僕は、一人の女の子に恋をした
その子も僕なんかとは違う、みんなに愛される可愛いお姫様。
直樹「お盆真っ只中なのに……僕のために用意してくれたんですか?」
姫野「えへへ、姫野がんばったんだよぉ? あ、でも発案者は別だけどね❤︎」
紫乃「ほんとあんた達って仲良いわよね。羨ましいくらいに」
何も無い僕でもいい。ただの人間でも構わない
そう言ってくれる人が、今は周りにたくさんいる
隼人「やっほー、直樹君。おたおめ〜」
馨「よ、直樹。今年はちゃんと覚えてたな、自分の誕生日」
こんな僕を見てくれる彼らがいる今だからこそ、この時間を大切にしよう。
少しでもみんなに、僕がいてよかったって思ってくれるようにー……
fin
next character is TRIBE STAR someone……